副業・複業・独立・起業・事業所得って何だろう

こんにちは。

Twitterをやるようになってから、DMで「ビジネスのこと教えます」「動画を見ませんか?」という勧誘が来る一方で制止しようとする人たちもいることに気づきました。

「簡単に・未経験でもすぐに・楽に稼げるといってサービスや教材を売りつけようとする人がいるから気を付けて。何事もコツコツやるしかないんだから、甘い言葉に騙されちゃ駄目。そんな物買わなくていい。」という人たちです。

いつまでにどういう状態になりたいのかにもよりますが、必ずしもお金を稼ぐためにお金を払う必要はありません。

ですが「雇われずして収入を得るとはどういうことなのか?」「会社を辞めたいけど、独立について学校や家庭で教えてくれるわけでもないからどうしたらいいかわからない」といった場合に思考停止状態になり「えーい、これを買うしかない!」と買っている人が多いのではないかと思いました。

または「わからないことが多すぎるから、自分はずっと会社員をやっているしかないのか」と諦めてしまう人もいるのではないでしょうか。

最終的にどんなサービスを買おうとどんな仕事の仕方をしようと、それぞれの人生なので私が強制できることではありませんが、納得してから次のステップに進んでもらえたら嬉しいなと思い、この記事を書こうと思いました。

まず望みを明確にしよう

なぜ望みを明確にするかというと「混乱するから」です。例えば「今の会社に行きたくない!」と漠然と思っていたとします。

「今の会社に行かない」を叶えるためにはいくつかの方法があります。例えばその会社自体が嫌いなら同業種の転職でもいいわけです。通勤が嫌いならば在宅でライターやプログラマーの仕事をすれば出勤はなくなります。

何なら満員電車が嫌なだけなら車通勤にすればいいかもしれないし、今の部署の人間関係が悪いだけなら異動の希望を出すことで状況が変わるかもしれません。

「自由になりたい」「不安を消したい」「収入が減るのが怖い」…副業や起業に興味を持つきっかけは人それぞれだと思いますが、例えば今の会社にいる状態で休日にアルバイトをすることが合っている人だっているのです。

でも「今の会社が辛い→会社を辞めれば自由になれて幸せになれるはず→独立しないと→何もわからないから不安」という考えで、不必要に悩んでしまったりその結果買わなくてもいいはずの「あなたもこれで月収100万円」みたいな教材を買ってしまったりするのです。

私はデスクワーク時代に体力がなさすぎて「仕事をしなくても生きていける努力をするべきってこと!?株とか不動産の不労収入?でもそれには莫大な元手が必要になるから、時間がかかるしその元手を用意するのも私の労働力だから…結局詰んでない!?」と途方に暮れて少し精神を病んでいた時期がありました。

でもコロナの影響で在宅ワークになってみると「なーんだ、8時間×週5日働いたとしても自宅で作業するだけで体のしんどさ全然違うじゃん!私が求めていたのは『仕事をしない』じゃなくて『好きな場所で仕事をする』だったのか!」と思ったのです。

自分で自分を苦しませないためにも「今の状況の何が嫌なのか」「どこまで譲れるのか」「一番優先したいことは何なのか」を整理して具体的に箇条書きにすることで次のステップが見えやすくなります。

そもそも副業とは何か?

2018年頃からメガバンクの大規模リストラや公務員の副業解禁が話題にあがるようになり副業が注目され始めていましたが、2020年の新型コロナウイルス感染症をきっかけにしてさらに世の中が副業にアンテナを向けるようになったと思います。

副業とは文字通り「副」なのでメインの仕事の他にサブの仕事を持っているということです。会社員の収入の他に休日にコンビニでアルバイトをしたっていいし、家族の中に自営業の人がいたらその仕事を手伝って報酬をもらってもいい、本業ほどではないけど本業以外に収入があれば副業なのです。

ちなみに「複業」という漢字を使うこともありますが、こちらはあまり大差のない収入を複数持っている場合に使うといいでしょう。

7ポケッツという言葉があり、会社員で月収70万円であれば平均と比べて良いお給料ですが、命綱が一本しかないよりは10万円の収入の仕事を7個持ったほうがリスクを回避できて良いのではないかという考え方です。

私は複業が好きなのでこれからもこの方針で頑張っていきたいなと思っています。

雇われ(労働収入)とビジネス(事業所得)の違い

「会社員+コンビニのアルバイトでもいいんだ」と思えば副業・複業のハードルはぐっと下がると思います。

一方で会社に勤める以外の方法でお金を得るとなったとき、起業・独立・ビジネス・事業・経営・不労・自由…etcといった言葉が目に入ってきます。とても難しくて大変なことをしなければいけないというイメージが湧き、嫌々今の会社にしがみつく選択をしてしまう人もいるのではないでしょうか。

金持ち父さん貧乏父さんの記事でも書きましたし、リベ大でも取り上げられている話ですが、今回は以下の3種類のお金の稼ぎ方に分けて考えてみましょう。

(関連記事→「今更だけど金持ち父さん貧乏父さんの話をします。

関連書籍→「本当の自由を手に入れるお金の大学」)

  1. 生命時間を売る
  2. フロー(=野菜、狩猟)型事業所得
  3. ストック(=果実、農耕)型事業所得

1.生命時間を売る

「生命時間」というと極端な言い方かもしれませんが、時間を提供することによりお金をもらう考え方です。時給・日給・月給で働く場合が当てはまります。

日本の学校教育では雇われて働く大人になるための教育がメインなので、日本人の9割はこの働き方をしていると言われています。

私は大学生の頃、某うどんチェーン店でアルバイトをしていました。私がうどん屋のオーナーだったとしたら、もしその日のお客さんが0人であればその日の売上・利益・収入は0円ということになります。むしろ家賃や材料費などを払うからマイナスになりますね。

でもパート・アルバイトの人は食材を切ったり、うどんを一定量用意して時間が来たら廃棄したり、おぼんを拭いたり、食材を数えて発注業務をしたりすれば時給がもらえるのです。

お店にお客さん全く来なかったとしても、売上が0でも、雑務をこなしていれば時給が払われるのです。なぜならば「生命時間に対してお金を払う」という契約のもとに働いているからです。

2.フロー(=野菜、狩猟)型事業所得

ではパート・アルバイト・派遣社員・契約社員・正社員ではない働き方を見てみましょう。

安く仕入れて高く売るせどり・ネットショップ運営ウーバーイーツの配達員、フリーランスライター、個人開業した税理士・マッサージ師・歯医者…etcこの他にもたくさんの種類の仕事があります。

フロー型事業所得の肝は「自分の労働力を使う」ということです。そして時間に対してお金が払われるのではなく、成果に対して払われます。「成果報酬型」や「完全歩合制」と言うとわかりやすいかもしれません。

ウーバーイーツの配達員は調子のいい日だと時給換算して2000円くらいになることもあるそうです。しかし「今待機していますよ。すぐ行けますよ。」という状態にして待機していても、電話が鳴らない日は全然鳴らないのです。

電話が鳴らない時の時給は誰も払ってくれません。なぜなら「時間に対してお金を払う」という雇用者・被雇用者の関係ではなく、「1件配達してくれたらいくら払う」という成果に対する契約で仕事をしているからです。

私はセラピストなのでリラクゼーション業界のことを例にさせていただくと、求人には「正社員・契約社員・パート・アルバイト・業務委託」があります。業務委託は完全歩合制なので1日にお客さんが0人なら収入も0円です。

例えば1時間6000円のメニューがあるとして、店舗側とセラピストで50%50%に分けたりします。関東の時給だと1000円ぐらいが相場なので、業務委託にするとこれが3000円となり、順調にお客さんが入るようなお店であれば時給よりも歩合のほうが手取りが大きくなります。

セラピストの求人をネットで調べていたとき、「友達(家族)がXというお店でセラピストをしています。休憩も十分に取れていないみたいだし休日出勤も多いそうです。有名な大手のお店なのに、そんなブラックな働かせ方をしていて大丈夫でしょうか?労働基準法に違反しますよね?辞めさせたほうがいいでしょうか?」といった質問を知恵袋で見つけました。

そもそも「労働基準法」とは1の「時間に対してお金を払いますよ」という雇用者・被雇用者の間で守られるべきルールなので、業務委託セラピストの場合は雇われているのではなく、個人事業主が歩合の契約をして働きに来ているだけなので、被雇用者のためのルールを適用しなくてよいのです。

「フリーランス=誰にも雇われていない」ということは仕事が取れなくても誰も守ってくれません。先輩やオーナーに相談したり、コンサルティングサービスに申し込んでアドバイスをもらったり、スキルアップのための講座に参加したり、周りの手助けを取り入れる場合もあるかもしれませんが、最終的には自分をパワーアップさせて自分が仕事をこなすしか道はないのです。

ただし自分が労働力になるフロー型事業所得は成果が出るのが早く、コツを掴んだり条件が良ければすぐに大きな額を稼げる傾向にあります。ただ守られていないので収入が保証されていないことと、自分が病気や怪我で動けなくなったら収入が途絶えるというデメリットがあるので、1や3と組み合わせて活用すると良いと思います。

3.ストック(=果実、農耕)型事業所得

簡単に言うと「雇われないで得た所得」が事業所得なので、②のように自分が働かないと得られない収入でも、雇われていなければ事業所得なのです。

さらに雇われないで得る収入の中でも、時間の自由をもたらしてくれるものがストック型事業所得です。飲食店やサロンのオーナーでもいいですし、株や不動産など「不労収入」と呼ばれるものが当てはまりますね。

またセラピストの話で恐縮ですが、1店舗のみのサロンオーナーはそれほど収入は多くないらしく、おそらく金額で言えば業務委託や個人開業で1人でバリバリ施術をしているセラピストのほうが月収は上です。

雇っている・業務委託契約しているセラピストさんにお金を払い、オイルや洗剤などを仕入れ、家賃を払ったりすると実は残る額はあまり多くないのです。

ただし仮に自分が骨折をしたとしても現場のセラピストさんたちがいれば実質お店は回るので、そういう意味で価値のある収入なのです。

もし収入を上げたい場合は例えばオーナーもやりつつ自分も施術に入るか、店舗をどんどん増やしていくとよいでしょう。

私はオーナーの大変そうな姿を見ているので人を雇う(契約する)ことに躊躇してしまい、最初の不労収入チャレンジは電子書籍がいいなと思いました。

「不労」とは言っても内容は私が書くので完全な不労収入ではありません。どちらかというと「過去の自分がやった作業が未来の自分を助けてくれる」という認識で捉えています。完全な不労収入は株の配当金だと言われていますね。

ちなみに株だと年間運用利回りが投資の神様で20%、一般人で3%くらいが妥当なので100万円を投資して1年に3万円程度ということになります。

「え!たったの3万円しかもらえないなら、コンビニのアルバイトをしていた方がよっぽどマシじゃん!」という人もいるかもしれませんが、少ない額でも自分の労働力を使わずに得られるお金というのはとても重みのあるものなのです。

この自分の労働力を使わない収入をいかにして少しずつ増やしていけるかというのが経済的豊かさへの道のりの一歩となります。

日本は汗水垂らしてなんぼの文化が根付いていますが、大富豪の国ユダヤでは「20万円の労働収入よりも100円の不労収入のほうがよっぽど価値がある」という考え方だそうです。

さて文字数が多くなってきたので今回はこの辺で終わりにします。

「自分が本当に欲しているものは何なのか?」「どんな情報収集をしていくべきなのか?」「どんな目標を設定したらいいのか?」今一度考える手助けになれば嬉しいです。^-^

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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