凡人がKindle出版に挑戦してみた理由と感想|自分の力で稼ぐ|不労収入に挑戦

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こんにちは。

ツイッターでフォローしてくださっている方はご存知かと思いますが、ここ最近はKindle出版のために作業していました。

そして今日、ついにアマゾンにて販売開始しました!値段は490円です。

実はもっと前から挑戦したいとは思っていたのですが、「よし、始めるぞ」と思ったあたりで会社のルール・体制変更があって急に本業が忙しくなり、全く手をつけられなくなってしまいました。2月になって時間が作れたので、改めて挑戦することにしました。

「本が好き」「副業・複業に興味がある」「電子書籍出版してみたい」という方は、参考にしてください。

全くの未経験からKindle出版した正直な感想

一言でいうと「大変」でした。

執筆作業ピークの時は、ハンガーがついたままの乾いた洗濯物が山積みになり、靴下を見つけるために洗濯かごをひっくり返してそのまま出勤。床が汚いのは気づいてるけど、髪もホコリも既読スルー。さすがに生ゴミは捨てていましたが、すぐに腐らないチラシや段ボールの山も既読スルー。昼も夜もご飯は「切るだけ」「買ってきただけ」の中食や、外食もありました。

「カオスってこういうことを言うんだろうな」というぐらい、家の中は荒れました。「私は、書くロボットなんだろう」というぐらい、書くことだけに集中し、旦那の話にも空返事をしていました。「話をちゃんと聞いてないのに、返事をするな」と言われましたが、自分で返事をした記憶もないぐらいでした。(笑)

味噌汁に味噌を入れないまま、お椀によそってテーブルに出そうとしたことも。慌てて味噌を入れました。(^_^;)

「人といると疲れる」「一人の時間が充電時間」である私でさえ、孤独な執筆・修正作業を「辛い!」「疲れた!」と思っていたので、孤独や長時間の集中が苦手な人は、万全の対策で臨んだほうがいいですね。(笑)

でも、最近ではグーグルドキュメントで録音した声を文字起こししてくれますし、いざとなったら代行もありだし、「私なんかが……」って思う必要はないですよ。誰でも、何にでも、挑戦する資格があります。

「大変」であることは否めませんが、「またやりたい」と思ったのも本当です。

  • 文が増え、少しずつ作品が出来上がっていく感覚
  • 書ききったときの達成感
  • より良い本になるようにと表紙デザイナーさんと心を一つにしたこと
  • 表紙をブックアプリで見たときの「うわ!本だ!」という驚き
  • アマゾンに自分の商品が並ぶというドキドキ
  • ツイッターで絡んでくれるライターさんの応援

辛い時間もあったけれど、楽しいことや嬉しいことのほうが上回っていました。4月からどのくらい忙しくなっているかわからないのですが、今のところは夏休み時期にまた挑戦してみたいと思っています。

ちなみに表紙はノーンさんにお願いしました。彼女のデザインが気になる方はこちらからどうぞ。

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Kindle出版しようと思った理由

①最後までやりきるメンタルトレーニング

「メンタルトレーニング」というほどでもないのですが、「最後までやりきる」力をつけたいなと思いまして♪

私は自他ともに認めるバカ真面目人間です。(笑)どこへ行っても真面目ぶりに関しては信頼されています。

コツコツ作業も苦じゃないし、性格も真面目なので、「努力家」と言ってくれる人もいます。ただ、努力はするんですが、最後までやらないことが多いです。

部活も引退時期が来る前に「勉強に専念したほうがいいかな」と先に退部してしまい、転勤のせいもあるんだかないんだか習い事も中途半端、賞やメダルももらっていたし、真面目に練習はするんだけど「これだけは最後までやりきった!」っていう思い出が人生にないんですよね。

強いて言うと「やりきった」「これだけは頑張った」って思えるのは大学入試ぐらいですかね。資格を取ったりもしたんですけど、医師・気象予報士・弁護士みたいな難関資格じゃなくて、数千円で独学で取れるものだったので、日常の一部にしかならなかったんです。

お菓子を食べるときも、1種類を食べきってから次を買うのではなく、甘いのちょこちょこ食べて、しょっぱいのも開けてちょこちょこ食べて。「まだ残ってるでしょ!全部食べてからにしなさい!」って怒られるタイプ。(^_^;)

いや~、でも色んな味を交互に食べたほうがおいしいじゃん?(笑)

知人がフルマラソンとか登山とか、年の離れた人だと子育てを終えたとか、定年まで勤めあげたとか「これだけはやりきった!」という経験を持っているのがすごいなと思って、私も「やりきった」思い出を作ることにしました。

「勉強する」みたいな目標だと、永遠にどこまででも行けちゃうじゃないですか。だから「電子書籍を1冊出版する」という目標で、自分の中に「やりきった」感をプラスすることにしました。

私、勉強が好きなので、好きなテーマならどこまででも追求していけます。それは強みでもあり、自分の好きな部分でもあるので、「終わりが明確なものをやりきった経験が乏しい」ということで自己嫌悪になったり、性格を矯正するつもりはさらさらないのですが、「プラスしてみても面白いんじゃない?」と思いました。

②自分の力で稼いでみたかったから

私、雇用されていた期間よりも個人事業主(フリーランス)の期間のほうが長いんです。固定給で働いたこともあるけど、今は歩合給で働いています。

本業がセラピストということで、手に職の世界なので、今のサロンがつぶれても別のところで働ける可能性が高いです。

だから「会社にしがみついて守ってもらわないと」「クビにされたらおしまいだ」っていう考え方はありません。どこへ行っても働けます。

「会社に依存する」という生き方からは一歩先へ進めました。

ただ「セラピスト」なので施術経験はありますが「経営」などは未知の世界。

なぜ私が歩合給の個人事業主セラピストとして食っていけてるかというと

  • 店舗を借りて
  • 工事やDIYをして
  • ベッドや家具・道具を揃えて
  • 洗濯業者と契約して
  • HPを作成(外注)して
  • メニューを作って
  • コンセプトを作って
  • 面接をして
  • 客を呼んで
  • 売上管理して
  • シフト作って……

「店舗の運営」を成り立たせてくれたオーナーがいたからです。

仮に私の手技がすごく上手だったとしても、自分のお店を持ってうまく運営していけるかはまた別の話です。

「開業すれば稼げる」という時代もあったらしいですが、今は弁護士さんや税理士さん、歯医者さんや美容師さんでも、独立・開業してうまくいく人といかない人で二分化してしまっているのが現実だそう。

何を言いたいかというと、最初は「会社にしがみつかなくても生きていける働き方になったぞ!自分の力で稼ぐって良い響き♪」みたいに思っていたのですが

次第に「うーん、オーナーにお膳立てしてもらわないとお金を得られないなら、自分の力で稼いでるとは言いがたいな。他人に依存しないと自分を食わせることができないって、脆弱だわ。」と考えるようになりました。

オーナーの人柄がいいので、お世話になることに不満はなく、これからも仲良くWin-Winでいられたらと思うのですが、「いざとなったときに自力でも稼げる力」を身につけて、もう一歩強い自分になりたいと思いました!

(まあ、アマゾンという市場には依存させてもらうことになるんですけどね。)

Kindle出版じゃなくても目的達成は可能ですが、もともと本が好きだったこともあり、「自分で0から稼ぐ」という経験の1つ目はKindle出版を頑張ってみようと決めました。

③不労収入の0→1を経験してみたかったから

「不労収入」というと誤解を生みそうなので、私は著書の中で「時差収入」という言葉を使ってみました。「ストック型収入」「果実型収入」なんて言い方もします。

「不労収入」というのは、「怠けながらお金を手にする謎に包まれた怪しい方法」ではなく、「つきっきりじゃなくても、お金を生み出せる可能性のあるもの」をあらかじめ作っておき、過去の自分の労力で未来の自分をサポートするということです。

「ブログは資産になる」なんて聞いたことがある人もいるかもしれませんが、要は「つきっきりじゃなくても、お金を生み出せる可能性のあるもの」を持っておくことって大事なんですよ。

仮にお給料が良かったとしても、過労死しそうなぐらい、自分の自由な時間が取れない生活って嫌じゃないですか?

「収入を増やす」って、意外と簡単なんですよ。だって、働く時間を増やせばすみますから。

でも「豊かになる」ためには、「時間」を大事にすることを考えたほうがいいんです。

ただ、「お金だけ追求するんじゃなくて、時間も大事にしないといけないのか、わかったぞ!」と思って不労収入を得ようとしても、すぐに・簡単にはいきません。

「家賃収入」も「つきっきりじゃなくてもお金を生み出せる」ものですが、それなりに元手が必要になります。

「投資」とか「不労収入」「経済的自由」って、お金持ちだけが気にすることだというイメージの人もいるかと思います。やっぱり「不労収入」だけで楽々食っていけるレベルになろうとすると、親から土地や不動産を受け継いでいる人とかじゃないと、厳しいんですよね。

じゃあ、私みたいな凡人はどうしたらいいかというと、ブログでもいいし、LINEのスタンプ作成でもいいし、小資本で始められる「不労収入」を得ることを目指します。

小資本で始められるもの、例えばブログの収益などは、最初は1円とか5円、10円、100円とかです。私も今回の書籍は「Kindle Unlimited」で読める設定にしたのですが、それだと1ページ読まれて0.5円とのことです。小さいでしょう?

でも「大富豪」の代名詞とも言える「ユダヤ」のお金の教育では、どんなに少額でも不労収入に重きを置きます。

「コンビニのバイトをすれば1時間に1000円くらいもらえるのに、苦労して何万字も書いて、1円とか10円なら意味ないんじゃない?」と思いたいところですが、労働で得られる1000円と、不労で得られる1円をはかるものさしは、全く別物なんです。

最初は少額かもしれないけれど、1円を10円に、10円を100円に、100円を1000円に、1000円を1万円に……と積み上げていくことに大きな価値があるのです。

別に、不労収入に挑戦したからといって、本業を辞めなければいけないわけではないので、本業をやりながら少しずつ積み上げていく人が多いですね。

ということで、私もいずれは「不労収入で駄菓子が買えるくらい→ジュースが買えるくらい→ランチに行けるくらい→通信費が払えるくらい→……」とステップアップしていきたいのですが、まず1円でも稼げたという経験が大事なので、それを突破してみたいと思いました。

「不労収入が大事」っていう話は「お金の大学」でも解説されています。

(そういえば、過去にこんな記事を書いていました。(^_^;) 経済的自由に興味がある方はどうぞ♪

「本当の自由を手に入れるお金の大学」読了感想|お金の教養|貯金よりも大事なこと

今更だけど金持ち父さん貧乏父さんの話|ESBI解説|不労収入>固定支出で経済的自由」)

④読者に生きづらさを解消してほしいから

私は学歴や努力を重視する両親に育てられました。それで幸せになった人もいるだろうし、必要な場面もあるだろうし、追求したくて追求する場合には止めません。

ただ、私は学歴を手にしてみたし、周囲から「努力家だね」と言われるくらいに頑張っていたのですが、全然幸せの実感がなかったんですよ。

むしろ真面目すぎて鬱病に片足突っ込んで、心療内科に通っていたぐらいです。

「多分、学歴が高ければ高いほど幸せ・収入が多ければ多いほど幸せ・努力すればするほど幸せって、違うんじゃないかな?」と思ったものの、「じゃあ、幸せって一体何なんだろう?」というのは私もわかりませんでした。

そして「やりたいことを見つけることができれば、幸せなんじゃないか?」と思ったのですが、その「やりたいこと」がわからず迷走しまくりました。

「もっと早く、こういうことを知っていたかったな~。」と思った内容を詰め込み、「何を見てもモチベーションが湧かない」「すぐに夢を決めてスタートダッシュした知り合いがうらやましい」「どこに向かえばいいんだろう」と迷子になっている人の心の支えになれたらなという思いで本を書きました。

⑤読者に商品を作るきっかけを与えたいから

④で書いたように、本の内容自体が誰かの心の支えになったら嬉しいです。

でも、内容そのものではなくて「へぇ~、こういう内容でも出版できるんだ」とか「これで販売できるんだったら、私もこういうの出してみたい」とか、「全くの未経験者が、何をどのくらい書いて、有料でアマゾンという市場に商品を並べているのか」っていうのを知ってもらえたら、また別の嬉しさがあります。

私も読み手として本を買うとき、単純に内容を知りたくて買うこともあれば、「このタイトルからどんな構成にして、1つの作品にまとめ上げたんだろう?」とか「この価格帯なら、どのくらいの情報を網羅しているんだろう?」とか商品づくりの参考のために本を買っていることもあります。

Kindle出版じゃなくてハンドメイドアクセサリーとか、別に何でも構わないんですけど、「自分で0から商品を生み出してお客様からお金をいただく」という経験のない人が、一歩踏み出すきっかけになったらなぁと思うんです。

「私ナツは売り手です、読者のあなたは買い手です、私の商品を買ってください」という関係だけではなくて、私のブログや本を読んだ人たちが「ナツさんのブログで勇気をもらって、私も0→1達成できました」とか「まだ10円だけど不労収入ゲットしました」って行動を起こしてくれたら嬉しいんです。

やっぱりご縁があって出会ったからには、画面の向こう側にいるみなさんにも(本人が希望するなら)豊かになってほしいですからね。

だから、一歩踏み出す勇気を与えられたら、というのがモチベーションにつながりました。

ということで、私はこんな気持ちで書籍を書いておりました。^-^

ちなみに原稿登録時に一番お世話になったサイトがこちらです。備忘録として載せます。(^_^;)

トラエラ人 ホーム>電子書籍>Kindle自己出版 Kindle ファイルを出版用に最終的にアップロード!登録方法全て解説!

やりたいことがわからない方も、出版や副(複)業に興味がある方も、ぜひチェックしてみてください♪

最後まで読んでくださり、ありがとうございます。

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