リベ大第130回「…簿記とFPを学ぶべき…」を見て思ったこと|経済的自由を目指す|人生創造

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こんにちは。

YouTubeでリベラルアーツ大学を見てみました

今仕事をいくつか掛け持ちしています。それこそ「複業」ですよね。朝早い方の仕事に行くときは身支度だけですぐ出発する時間になってしまうのですが、余裕がある方の仕事に行く日は、朝早く起きると2~2.5時間ぐらい自由な時間が取れるんですね。

そこでブログを書いたり何かしらの勉強をしたりするのですが、今日はインスピレーションも湧いてこないし、何したらいいかな~と思って、両学長のリベ大のYouTubeを見ていました。

2020年8月現在、700本以上の動画が投稿されているみたいで、第1回から順番に見るか迷ったのですが、第130回を最初に見ました。

(→第130回【最高の基礎教材】本気でお金持ちになりたいなら簿記とFPを学ぶべき5つの理由【お金の勉強 初級編】

私は節約と教養を兼ねて、資格取得を趣味にしていると過去の記事で書いたのですが「自分の時間をわざと拘束することで浪費させない」という節約の意味合いがいつも大きいので、資格取得が本当に役に立つならば、まさに一石二鳥だし嬉しいなと思い、タイトルが気になったので第130回から見たのです。

経済的自由のために必要な5つの力

両学長いわく、お金に困りたくない・余裕を持ちたい・経済的に自由になりたいのなら、

  • 貯める
  • 稼ぐ
  • 増やす
  • 守る
  • 使う

という5つの力を身につける必要があります。

5つの力のうち「貯める」が一番上に書かれていて、書籍でも一番多くページ数を使って解説されています。「貯める」は経済的な自由を手に入れたあとも、ずっと付き合っていく項目です。

経済的に自由な人、お金持ちであっても、できるだけ無駄な支出をせずに意味のあることにお金を使うというのは一緒で、逆に豊かな人のほうが、「いかに無駄な支出をしないか」ということにこだわっていると思います。

世の中には、収入が少ない人・少ない時期は節制をする、出世をしたり世の中の景気が良くなったりして、収入が増えればもう節制をせずにタガを外して楽しく散在してOKと思っている人も少なくないようですが、収入が多くても貯め方や使い方が下手で、経済的自由に近づかない人はたくさんいます。

山の頂点を通過して向こう側へ降りていくように、人生でたった一回だけ経済的自由を手にして、その後また不自由・不安・苦労に戻ったら意味がないですよね?経済的自由を達成するならば、その安心できる状態がずっと続いた方が嬉しいですよね?

ならば、賢い貯め方・稼ぎ方・増やし方・守り方・使い方で生活し続ける必要があるということです。自分の身を守るために、最低限の基礎的な知識を把握しておくには、FPと簿記が最適だそうです。FPの資格試験では住宅ローンや社会保障の理解を深めることができます。

人生の3大支出のひとつである住宅ローンで失敗してしまうとかなりの痛手となり、一生涯にわたって足かせとなり続けます。また、社会保障を理解していないと漠然とした不安だけが残り「将来が不安」「とりあえず保険」と不必要な保険に入ってしまうことで、そこでも小さな無駄金が積み重なり、足かせを重くしてしまうのです。

いくら本業でスキルアップしたり、副業との両立を頑張ったとしても、バケツの底に大きな穴が開いていて、じゃんじゃん水が流れていくように無駄金を出していたら悔しいですよね。気持ち的な意味で見ても数字として見ても、金融リテラシーを身につけることは大切です。住宅ローンや保険、税金などで不必要な出費をしないために、FPの資格で勉強すると、経済的自由に一歩近づけると言えます。

そして両学長が節税にめちゃくちゃ効果的と言っているのが「事業所得」。給与所得は比較的リスクも少なく安定しているから良い面もあるけど、それだけで経済的自由を手に入れるのはかなり難しい。そこで副業として事業所得を増やすことをおすすめしています。

簿記は会社の家計簿のようなもので、簿記を勉強することで自分の事業の状態についてもわかるし、他社の状態についても理解できるようになります。書籍「お金の大学」のSTEP3「増やす」のところでも株式投資の話が出てきますが、他社の家計簿がわかればその会社の経済状態を見極めて投資することができ、ここでも役立ちます。

という感じで、FPと簿記はお金の教養の基礎知識としてはすご~くおすすめという話でした。

自分の人生を創りたくない人々

この動画を見ていて私が一番気になったことは、「『あんまり難しいことをやりたくない』という声が聞こえてくる」と両学長が言ったことです。

それに対し彼は「『そんな面倒くさいことを考えたくない』という気持ちもわかるけど、昔は公的年金も含めて給料も右肩上がりだったし、1つの会社で勤めあげていくことでなんとかなった時代だったけど、僕たちはそういう時代に生きてないから、そういう(面倒くさい)ことを気にしないといけない世代なんだ。」と答えます。

私は学生時代、学習塾でアルバイトをしていました。

学習塾はやっぱり、ライバル会社に負けないように指導方法やテキストも工夫しているから、夏期講習などちょっと通っただけでも成績が上がることもあります。だけど、最も大事なことは日頃からの学習習慣なんですよね。

3年間1回も勉強してこなかった子が受験直前の冬休みだけバーッと講習に申し込んでも、3年間ずっとコツコツ勉強してきた子にはかなわない…それは誰でも理解できると思います。

その塾は中学生が多かったのですが、どうしても勉強が苦手な子は、詳しい勉強の内容は塾で教えるにしても、どんな教科を何ページやったとか、丸つけでも、親御さんの力を借りないと宿題をやって来られないんですよね。学習習慣をつけることが目的で適量の宿題を出しているのですが、次の週までに宿題をやってこない。

大学受験の予備校とかだと読解テクニック、記述テクニックに特化している面もあるかもしれませんが、あまり勉強が得意ではない子が多く通う学習塾の場合「勉強の習慣をつけてあげる」というのが優先事項になります。塾に入ったらポンッと急に頭のいい子ができあがるわけではなくて、塾と家庭の力を合わせて、勉強の習慣を少しずつつけていくことしかできないんですよ。

だから連絡帳や面談を通して親御さんのサポートをお願いするわけですが、全然やってくれないんですよね。「子どもの(将来の)ために」って思ってお金払って塾に通わせてるわけじゃないですか。だけど「勉強のことは塾(だけ)でやってほしい」と言わんばかりにノータッチなんです。「子どものために」と思うなら、そんなに頑固にノータッチを貫くべきでしょうか…。

今時、夫婦ともにフルタイムの人も珍しくないし、夜勤のある人もいる。その子以外に兄弟姉妹がいれば、1日はあっという間に過ぎていきますし、暇ではないことはわかっています。だけど、魔法のようにその子の脳内を書き換えることはできなくて、塾と家庭で学習習慣をサポートしてあげるしか道はないのです。

でもどこかで「お金払ってるんだから、そんなことはそっちで勝手にやってよ!」「忙しいんだから巻き込まないで!」「勉強の面倒なんか見たくないよ!」という気持ちが感じられて、少し悲しくなりました。

このことから私が何を言いたかったかというと、自分や自分の家族の人生を、自分たちで作ろうとしない人たちが多いのではないかということです。

体のことは病院に、家のことは住宅メーカーに、金融商品のことは保険会社や証券会社に、勉強のことは塾に…お金を払ってプロにお願いすれば、自分は面倒くさいことをせずに時間もかけずに、もっと言えば楽に生活することができます。

さて「自由」の意味を調べてみました。Oxford Languagesによれば「自由」とは「他からの束縛を受けず、自分の思うままにふるまえること」

小学校1年生の子どもを近所の公園やスーパーに行かせることはあったとしても、ジャングルや砂漠のど真ん中に「さあ、自由にしていいからねー!行ってらっしゃーい!」と放り出すことはないでしょう。

自由であるためには、自分の「思い」を自分で決めて、自分で振る舞える力がなければいけないのです。守られていれば、安心はできるけど自由は制限されます。今回のお金の話に絡めて言えば、保険などを民間会社のサービスに任せておけば、安心感は得られるかもしれないけれど、経済的自由からは遠ざかります。

ロバートキヨサキの「金持ち父さん貧乏父さん」が大人気だったり、両学長のリベ大もたくさんのフォロワーさんを抱えていることからもわかるように、人はみんな「経済的自由」に憧れます。

だけど、一方で自分の人生を自分で決めて歩むということに、不安や恐怖感を持っています。「起業は怖い」「失敗したらどうしよう」「プロに任せておいたほうが安心」…そうして自由に憧れながらも尻込みして、見たくないものに蓋をして、責任転嫁して会社の愚痴を言ったり恨んだり、後悔したり、うつになったりします。

「人生の創りかた」って、ほとんどの人が学校でも家でも教わってこないのですが、「自分の人生をどうしたいか」を考える力、実行する力を高めることができたら、もっと豊かになれて、いいんじゃないかなと思いました。私もこの力を強めていきたいです。

自由に憧れたことがある・憧れているという人でも、「じゃあどうしたいの?」と聞いたときにまともに答えられる人はいません。もし「自由っていいな~」と思う人は「自分の心が指す自由とはどういう状態なのか、自分にとって自由を達成できているかどうかを、何をもってして判断したいのか…」などなど向き合って考えてみるといいかと思います。^-^

(紙の本の「お金の大学」を読んだときの感想記事もあるので、興味のある方はご覧ください→「「本当の自由を手に入れるお金の大学」読了感想|お金の教養|貯金よりも大事なこと」)

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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