【なぜパワハラを、してはいけないのかーー。】を読んだ感想|Twitter|柔らかくいこうぜ

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こんにちは。

最近、書きたい記事は色々あるのですが、今回はTwitterを見てウズウズした内容があったので、こちらについてゆるっと書きます。

「【New】なぜパワハラを、してはいけないのかーー。みなさんは答えられますか? 15年ほど前にデザイン会社の社長から教えてもらった“その理由“が話題です。漫画の作者に話を聞きました。(久松レオナ @reona_hisamatsu)」

(画像クリックでTwitterに飛びます。)

パワハラをしてはいけない理由は「追い越されても信頼関係を保つため」

みなさんは「パワハラをしてはいけない理由」は何だと思いますか?

私は至極シンプルに「人を傷つけることはすべきでないから。」と思いました。

幼稚園で「自分がされて嫌なことは、人にしてはいけない。」と教わって以来、「自分がされて嬉しいことは人にもするし、自分がされて嫌なことは人にもしない。」が私の人生のモットーになりました。

いじめやパワハラ、モラハラ、セクハラされて嬉しい人なんていないでしょう。だから私はしません。

というか…「なぜ!?」なんて考えるまでもなく、当たり前のことではないんでしょうか。

幼稚園・保育園・小学校で教わったことができていない大人がはびこっている社会に、大きなため息が出てしまいそうです。ふぅ。

「なぜパワハラをしてはいけないのか?」に対する作中の社長さんの答えは、漫画の3ページ目に書かれています。

「歳を取ったら、いつか絶対若い人に追い越される日がくるんだよね。どんなに優秀なトップクリエイターでも。そうなった時、人間的に尊敬できないとその人についていこうって思えないよね。」

私はこれを見たとき「素敵だな」と思いましたが、みなさんは漫画を読んでみていかがでしたか?

人は、見たいように見て聞きたいように聞く

リプ欄を見て否定的なコメントが複数あることに非常に驚きました。

アマゾンの本・Kindle本のレビューとかを見ているときもそうなんですよね。

「そんなに曲解してまで、他人を責めることに一生懸命になりたいか!?」っていうぐらい、変な悪口が書きこまれていたりして。

また大きなため息が出ちゃう。

私も国語はそれほど得意ではなかったから、偉そうなことは言えないけど「ーー線部の作者の気持ちを〇文字以上〇文字以内で書きなさい。」みたいな問題あったじゃないですか。

本当の本当に伝えたいことは作者のみが知りうることですけど、極端な曲解を防ぐためにも、国語の授業って大事だったのかな~なんて思いました。

私は今後も電子書籍出版をやっていきたいと思っているのですが、「人は見たいように見て、聞きたいように聞く」そして「言いたいように言う」ということを忘れずに活動していきたいです。

曲解悪口レビューは欲しくないですからね。

具体的にはターゲット層を絞りに絞って、本の紹介文でどんな内容が書かれているのかをこれでもかと明記して、届くべき人・通じ合える人と関係を築きたいなと思っています。

その行動に意味はある?

私、根拠のないルールは嫌いです。(笑)

「根拠」というのは科学的でも非科学的でも構わないのですが、「それについて熟考したり真摯に向き合っているか、結果としてプラスを生み出しているか」ということを重視しています。

例えば、会社内で理不尽では?と思うようなルールがあっても、それが本当の意味で1番顧客のためになっていると思えたら、「まあこのぐらいいいか」と思ったりもします。

だいたいの場合そうではないので、「え。矛盾してるじゃん。結局何を成し遂げたいわけ?」と本質を突き詰めすぎて納得がいかず、職場を辞めてしまう。そんな私は、これからもきっと個人事業主なのでしょう。

何を言いたいかというと、「それはちゃんと意味を持って(持たせて)やっているのか?」っていうのを気にするタイプなんですね。

例えば、おおもとは儒教らしいですけど、今の日本でも「年上を敬え」という文化の影響が残っているじゃないですか。

体育会系の職場だと「先輩に荷物を持たせてはいけない」とか「先輩に電話を取らせてはいけない」とかあるみたいですね。

いいじゃん。

一緒に働く仲間なんだから、業務内での荷物は一緒に持ったらいいじゃん。

近い人が電話取ったっていいじゃん。

たしかに、過去に先輩方が頑張って顧客獲得やマニュアル・研修整備などをやってくれたから、今の環境で働けるありがたさというのはあるかもしれない。そういう意味では「おかげさまで」と思える。

でも、だからといって裸の王様のように威張り散らす必要性はないと思う。それで顧客満足度や売上が上がるわけでもないし。

私はそういうところが気になって、「この職場よろしくないわー」と思って去ってしまったりします…。

うちの母が、子どもの頃の私について「全てを見透かすような目をしていて怖かった」と言っていたんです。(もちろん、私にはそのつもりはありませんでしたけど。)

母はかなり「察する」タイプ(多分HSP=繊細さん)で、ちょっと霊感もあるので、第六感的なものでそれを感じていたのかもしれないですね。

「叩いちゃいけない、子どもと向き合うときは同じ目線になって冷静に諭すように言わないと…」とわかっていても、ついカッとなって先に手が出てしまう。しかも、イライラし始めた理由も大したことではなく、そんなに怒らなくていい場面のはずなのに、怒りが湧いてきてしまった…。

そんなとき「叩くことが最も有効な教育方法だと思う?」とか「それは、本当にそんなに怒るべきことだと思う?」といったテレビ番組の「天の声」みたいなものが、私の目を通して入ってきたんでしょうね。

後ろめたいことがある人は、私の目を見ると情緒不安定になります。そうでない人は「綺麗な目をしている」と言います。何だか人間測定器みたいですね。(^_^;)

まあそれは置いといて、特にHSPの方々は「それにどんな意味があるか?」って気になりませんか?

私はそういうことをよく考えてしまいます。

「人間力を磨け」~全てに共通する大事なこと~

本題ですね。

曲解レビューもあったけれども、この漫画が何を伝えたかったかって私なりに思ったのは、「人間力を磨くことが1番大事だよ」ということ。

要は「先輩だから」「部長だから」「成績がいいから」「力があるから」…形あるものにすがれば、それは時とともにもろく崩れ去る。

運良く、あまり努力もせずに良いポジションになれてしまった人って、やたらめったら威張ったり怒鳴ったり、聞いてもいないのに昔の自慢話を永遠としているでしょう?

「弱い犬ほどよく吠える」と言いますね。

怖いんですよ、自分の人間力が空であることが。

自分が大した努力もしてきていないとわかっているから、怯えているんです。

肩書き、お金、美貌…わかりやすく目に見えるものだけに寄りかかっていると、心がそわそわします。

だって、その肩書きを失ったら、お金を失ったら、美貌を失ったら…周囲の人が離れていくかもしれないとわかっているから。

私の旦那Gさんは、「太ろうが痩せようが、どんな職に就こうが、ナツがナツという人間であることには変わりないし、一緒にいられることが幸せ」と言っています。(身内だけどゴロがいいので「Gさん」って呼ばせてもらいました。)

対して、過去に付き合った男性でこんな人もいました。

目に見えて「高収入」「高学歴」とか、そういう自慢できるものを持ってない人だったんですね。私は気にしないのですが、男社会でドヤりたいのもあるのか、本人はすごい気にしていました。

それがねぇ、ちょっと太ったとかもっとオシャレしろとか、私に対していちいちうるさいんですよ。(笑)

私は清潔感があってTPOに合った服装なら何でもいいと思うんですけど、彼としては、常に私にスーパーモデルやトップアイドルのようでいてほしかったらしい…。

「良い物・イイ女を持っている=それを持てる俺はすごい」って思いたいんでしょうね。

そうやって、自分の自信のなさを目に見える他のもので補おうとするのは、珍しくないかもしれません。ただ、おすすめはしませんよ。いつもビクビクと怯えるはめになりますから。

稲穂と柳から学ぶ生き方

この小見出しだけを見て、私が何を言いたいかがわかった人は、このブログの相当なオタクです。(笑)

または動物占い(=個性心理学)の太陽グループかもしれません。ちなみに私は太陽グループのゾウです。

太陽グループの人は、話を「転・結・転・結」とか「結・結・結・結」で進めても大丈夫。「1言ったら10わかる」みたいな。

ちなみにGさんはこじかで月グループなので、「起・承・転・結」でじっくりと話してくれます。そんなとき私は「え、一言目で結論わかったからさ、今まで話した部分いらなかったよね?この時間必要なかったよね?」と内心思っていたりもします。

ただ、こじかが一生懸命、頭を整理してシナリオを発表してくれる姿はかわいいので、黙って聞いています。(笑)

動物占い、面白いですよね。(^_^;)

(各グループの特性を一覧で見られるサイト→「動物占いとは」)

(占いたい場合はこちらから→「あなたの動物チェック」)

(詳しく読みたい場合はこちらがおすすめ→「動物占いの個性心理學研究所 オフィシャルWEBサイト」)

では話を戻します。

実るほど頭を垂れる稲穂かな

「実るほど頭を垂れる稲穂かな」っていうことわざがありますよね。俳優の神木隆之介さんの家訓らしいですよ。私の実家でもこういうことを教えてほしかったなぁ。

(参考→「トレブロネット>HOME>芸能総合>絶賛「実るほど頭を垂れる稲穂かな」神木隆之介の家訓」)

歳を重ね、経験が増えるほど謙虚になりなさいという意味ですね。

年齢や経験を威張るための武器にするのではなく、人を助け、人間関係を円滑にするための武器として使いたいですなぁ~。そういうおばあちゃんになりたい。

柳に雪折れなし

「柳に雪折れなし」も、誰しも聞いたことがあるのではないでしょうか?

“柔軟なものは、一見弱々しく見えるが、むしろ剛直なものよりもよく苦難に耐えることのたとえ”です。

(引用元→「コトバンク>柳の枝に雪折れなし」)

この2つのことわざを持ってきて、私が何を言いたかったかというと…

強がらなくていいじゃん。縁の下の力持ちのように、目立たなくたって助けるべきときに自分の武器を使えばいいじゃん。謙虚になって弱々しく見られたっていいじゃん。柔らかくいようぜ。

ってことです。

「先輩だから」「親だから」、強くて正しい存在でなければいけないと思う。

でも人間である以上、負けることもあれば間違えることもある。

そんなとき、素直に「すごいね」「頑張ったね」「さすがだよ」「君の成長が嬉しいよ」「ごめんね」「教えてくれてありがとう」って言えばいいんですよ。

それで済む話でしょう?

負けてはならない、間違えてはならないって自分を縛っているから辛いんです。

「えっこの前言ってたことと違うじゃん!」って言われても、「ごめんごめん、間違えた。教えてくれてありがとう。」でいいんですよ。

「間違えることはいけないことだ」って思うから「親に向かってなんて口の利き方をするんだ!」って怒鳴り声や、手や足が出る。

漫画の「パワハラ」に沿って言うと、「実力者の俺に逆らうな」なんて思っていたりすると、誰かが何かの拍子にポッと追い抜かしてしまったとき、その虚勢はいとも簡単に潰れてしまうわけです。

でも人間である以上、負けたり間違えたりするときって絶対に来るじゃないですか。それが当たり前なんです。

当たり前に逆らわなきゃいけないと思うから、苦しくなるんですよ。

「当たり前を受け入れる勇気」、たったそれだけのものがあれば十分です。

「すごいね!わからないから、僕にも教えてよ。」なんて言える素直さ・謙虚さがあれば、別に強くなくたっていいんですよ。

強くなくたって、負けたって、間違えたって、素直で謙虚な先輩だったら、後輩は勝手に尊敬するんです。

威張って怒鳴り散らして、権力を振りかざして弱い者いじめをしなくたって、勝手に慕ってくるし勝手に憧れてくるし、勝手に大事にしてくれます。

もし「年上を敬え」という言葉を正しいものだとするならば、私は「年下の者は年上の物を敬いなさい。年上の者は年下の者がおのずと敬いたくなってしまうくらいに、人間力を磨きなさい。」とつけ加えたいです。

結論:人間力を磨くことが1番大事なことなんじゃないかなと思いました。

おわりに

以前はこういう心と向き合う的なテーマが好きでよく書いてた気がするんですけど、最近は知識提供的な記事が増えていたように思います。

(例えばこういうのを書いてました。

何を得るかよりも、主体的に選んだかどうかの方が幸福度を左右するよねっていう過去記事→「ロバを売りにいく親子|人生に正解なんてない」)

思想よりもハウツーとかの方がPVが伸びやすい=グーグルからの評価を受けやすいので、ブロガーさんは結構そっちに流れちゃうんですけど、やっぱりこういう話は面白いですね。

更新したいテーマが尽きることはありません。(^_^;)

ではでは、柔らかくなってどんどん生きやすさレベルを上げていきましょ~。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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