natsuの将来の夢の変遷|高校~大学エピソード追加

前回「natsuの将来の夢の変遷①|幼稚園~高校生」の続きから

今回は「1日1記事ブログを頑張ると決めたのにサボってしまう」「転職を繰り返してしまう」「なぜみんな仕事にやりがいを見出せて、キラキラ充実しているんだろう」…なんて思う人に是非読んでいただきたい記事です♪

2記事構成にしようと思っていましたが、長くなりそうだったので、3記事構成にしました。高校時代に考えたことが意外と多かったので、結構な文字数になりました。(^_^;)

高校の時も、あっさりと夢を見つけられたわけではなくて、「あーでもないこーでもない」と考えに考えてやっと絞り出せた夢が翻訳家だったんです。

「好きなことを仕事にしなさい」という学校の方針

検察官どこ行った?(笑)という感じですが、私の通っていた高校が「好きなことをもとに進学・仕事を考える」という方針で、「親と対等に話せるようになりたい」「筋の通った話し合いをしたい」「なんなら口喧嘩で勝ちたい(笑)」という夢よりも、「もっと自分の好きなことを追求しなければいけないんだ」という思考にさせられたのでした。

好きなことといっても、当時は今ほどYouTuberも多くなかったし、クラウドソーシングも普及していなかった、そして「副業・複業をやった方が人生が豊かになる」という風潮もなかったので、好きなことと生活のことを両方満たせる職業を見つけるのは至難の業でした。

高校のとき「将来の夢なんて、何を書いたらいいかわからないよ!」と進路希望調査用紙を前にして母親に思いをぶつけると、「でもクラスの他の子たちはちゃんと書いてるんでしょ!なんでアンタだけが書けないの!?ちゃんと書きなさい!」と怒られました。

「じゃあ、将来の夢をちゃんと書くには、どうしたらいいの?」と聞いても、【将来の夢をちゃんと書く方法】がわからないんですよ。

参考までに「ママは高校生の頃、何になりたいと思っていたの?」と言うと「子どもが好きだから、保母さんになりたいって思ってた。でも国家試験があるってわかってやめたんだ。」とのこと。

ここで、あるひとつのことに気づきます。「子どもが好き」をどういう意味で言っているかが、人によって異なるということです。子どもの話以外でも、同様のことが言えます。

私は育児や保育、習い事の先生など、子どもと関わることの醍醐味は「自分とは違う一人の人間の成長を見て微笑ましく思ったり、そこから刺激を受けて自分が成長すること」だと思っています。

大家族テレビ番組に出ていた「うるしやま家」が私も好きでしたし、たくさんの人気を集めていましたが、あそこのご両親の「子どもが好き」は本当の意味で「子どもが好き」なんだなぁと思いました。それぞれの個性や子どもの特性を認めて、見守ることに楽しみを見出しているから。

一方私の母は「すぐに手が出ちゃうから、もし保母さんになれてたら、子どもを何人か殺しちゃってたから、頭悪くてよかったわ~」と自他共に認める短気な性格でした。(苦笑)

子どもって小さいうちは社会性がないし、親や周囲の人に迷惑をかけることも多く、手を焼く場面が圧倒的に多いはずです。

私や弟が生まれて「やっぱりすぐ手が出ちゃう」「イライラする」「母親を辞めたい」「子どもを養護施設に入れたい」「どこか遠くへ行きたい」と言いつつも、それでも「子どもが好き・可愛い」という気持ちはあるようでしたが、私や弟から見ると、あまり子どもと向き合うことは好きそうには見えませんでした…。

「子どもの何を好きだと思っているの?どういうところを可愛いと思うの?」と聞くと、「だって可愛いじゃん?」と。よくよく聞いてみると、どうやら幼児のむっちりとした手足や顔の造形を可愛いと言っているようでした。

子どもって骨格が大人とは違い、可愛く見えるようにできてるんですよね。例えば動物をモチーフにしたゆるキャラでも、手足が短く顔が大きく、顔の中で目の位置が低くなっています。保護欲を掻き立てるために、そのようなつくりになっているのだとか。

子どもの描き方ポイント

(→「ゆるりと楽しく戦国時代!」さんの「赤ちゃんや子供の描き方!描くポイント、大人との違い」より。)

「一人の人間である子どもと向き合うこと」ではなく「子どもの顔・体を眺めることで癒されること」を「子ども=可愛い・好き」としてしまうと、ミスマッチがあれこれ生まれてきてしまいます。

服を汚して帰ってきたり、お手伝いで失敗したり、大人にはつまらないことでも「見て」「こっち来て」と呼ばれるし、勉強をしたくないとか苦い野菜を食べたくないと言うし…「可愛いものを見て癒されたい」という欲望を満たしたいのなら、それを「子育て」に当てはめてしまうと条件に合わない部分が出てきて苦しくなるので、ぬいぐるみを買って眺めるか、テレビ番組の中の子役を眺めているほうが合っていたのかもしれません。

ここから私が学んだ仕事のとらえ方は、「その物事の何を好きだと思っているのかを掘り下げるのが大事だ」ということです。

「なぜそれを欲しているのか」「その手段によって何を叶えられると思ったのか」を考えると人生はうまくいく

例えば「旅行が好きだから」という理由で旅行会社に就職したとき、デスクワークでツアーの内容を企画したり、お客様の要望をヒアリングしてプランを提案する仕事の担当になったとします。

もし「旅行が好き」=「色々な場所に行くことが好き」だったとしたら、「毎日毎日同じ場所に出勤して、ずーっと8時間缶詰になって椅子に座ってパソコンを叩く日々…私はこんなことがやりたいんじゃなかったのに。パソコンも別に好きなわけじゃないし。」となってモチベーションが下がってしまいます。

逆に「旅行が好き」=「どんなプランだったら、限られた時間の中で効率よく周ることができるかを計算して組み立てるのが楽しい」というタイプの人であれば、この業務内容は合っているので、モチベーションが上がってキラキラ輝いているでしょう。

解決策としては「色々な場所に行くことが好き」というタイプの人であれば、旅行会社でなくても、リサーチや商談などで頻繁に出張のある、全国の様々な地方に支社のある会社の営業職・企画職に就くと楽しめるかもしれません。

あるいは、雑誌社の雇われカメラマンになるのも手です。「え?私、別にカメラは好きじゃないけど?」と思われるかもしれませんが、それが「色々な場所に行くのが好き」という目的を叶えてくれるからです。パイロットやCAもいいのかもしれませんね。

または完全に仕事と趣味を切り離して、繁忙期と閑散期にかなり差がつく職場を選び、閑散期にまとまった休みを取れるというメリットを活かして、趣味に徹するのもいいでしょう。「この職場で働くことが、一番趣味の時間を取りやすい」というモチベーションにつなげることができるからです。

大事なことは「なぜそれを欲しているのか」「その手段によって何を叶えられると思ったのか」を十分に時間をとって考えるべきだということです。

あぁ…私もこの考え方を学生時代に習得できていたら、就職活動や人生設計がもっと上手だったでしょう。 (^_^;)

ブログや仕事が続かなかったり、モチベーションを見出せなくてしんどい人は、上の2つの質問を繰り返し自分に問いかけてみると、思考が整理されて楽になるかもしれません♪現状に不満やモヤモヤがある方はやってみてください^^

では次回「natsuの将来の夢の変遷②|大学生~現在」に続きます。

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