ビジネスの葛藤|私にとって最も大事な価値観

こんにちは。

この記事を読んで下さっている方は、「ビジネスをやってみたい」「ビジネスってどういうものなのか気になる」「すでにビジネスを始めていて、モチベーションを維持したい」などの目的で読んで下さっているのだと思います。

最近ツイッターを始めたのですが

  • なぜビジネスを始めようと思ったのか
  • なぜビジネスを続けたいと思えるのか
  • どこを目指しているのか
  • どんな手段を選ぶのか
  • 何を大事にしているのか

…etc

一口にビジネスといっても、頑張る理由や動機は人それぞれなんだなぁと強く感じました。今日は私が大事にしている価値観のお話をします。それによって誰かの背中を押せたら嬉しいなと思います。

(Twitterはこちら→https://twitter.com/natsu58817145

ビジネスとの最初の出会いはネットワークビジネスだった

2017年夏、旦那が転職を考えていたところで幼なじみがネットワークビジネスを紹介してくれました。私は転職を考えていなかったのですが、仕事も休みだったし「仕事の話らしいけど一緒に行く?」と言われて「いいよ」と二つ返事でOKしました。

賛否両論のネットワークビジネスですが、そのシステム自体は合法なので、私は「やりたい人はやればいいんじゃない?」と思っています。

なぜネットワークビジネスが悪い印象を持たれるかというと

  • 「ネットワークビジネスですよ。」と嘘をついて勧誘するが、実は違法な詐欺で稼ぐ集団がいて「ネットワークビジネス=悪い」というイメージがなすりつけられてしまう
  • ネットワークビジネス(MLM)はマーケティングの仕方が特殊で難しいため、適切に扱ったり教えたりできる人が少なく、薬機法やコンプライアンスに違反しながら無理に押し売りをするなどの人が出てしまう

が主な原因ではないかと私は思っています。

リベ大の両学長は書籍の184ページで「ネットワークビジネスはやめておいたほうがいい」と主張していますが、私の感想としてはネットワークビジネス自体が駄目というよりは、「それを適切に扱うのは難しすぎるから、やめておいたら?」という意味合いが強いのではないかと思っています。

小学校に上がる前の子どもに、いきなりプロの料理人と同じ包丁は持たせないですよね。先が丸かったり、刃がギザギザして切れにくくなっている包丁を与えると思います。だけど、プロの料理人に子ども用の包丁を持たせたら、使いにくくてしょうがないじゃないですか。

包丁は殺人事件のように誰かを傷つけることもできるし、おいしい料理を作って誰かを喜ばすこともできる。包丁自体が駄目なのではなくて、「使い方」の問題ですよね。

お金だって善く稼ぎ・善く使うこともできれば逆も然りだし、ネットワークビジネス自体が悪なのではなくあくまで使い方が重要で、そしてその使い方は難しいから、友達を失う人も少なくないですよっていう話だと思いますが、やりたいと思った人はやったらいいと思います、私は。

ってなわけで、人生で初めて聞いた「ビジネス」の話はネットワークビジネスでした。旦那はバリバリの理系脳で「広告費が〇%、材料費が〇%、個人への還元が〇%、だったらすごく条件が良い→じゃあやろう」と数字だけ見てその仕事をやるかやらないか決められるタイプなんですよ。

加えて、仕事が別に好きではなく「働かなくて済むなら働きたくない、実家の家族や配偶者と過ごす時間を1番大事にしたい」というタイプなので、「これを頑張れば仕事をやめられる・自由な時間が得られる」というところにピンと来たようでしたが、私は特にときめきませんでした。(笑)

なぜならば、私はまず仕事が好きだったからです。お金だけバンバン得られればいいというタイプではなくて、「どんな人とどんな納期で、どういう予算でどういうツールを使って、何のために誰のために…etc」その仕事をするのか。自分の手元にお金が入ってくるまでに、どういう背景があってそのお金が入ってきたのか。その物語がすごく面白いと思うし、それゆえに仕事はやりがいがあって好きです。

だから「仕事辞められるよ!?仕事嫌だよね!?自分の人生なのに、休みの日や住む場所や給料だって会社に決められちゃうんだよ!?嫌でしょー!?自由になりたいでしょー!?会社なんで糞くらえでしょー!?」みたいな感じで煽られても、「今の会社の社長や上司は素敵な人で、その中で紡がれるストーリーを面白いと思っていて、やりがいを持ってやっているのに、なんでそんなに否定されなきゃいけないの?仕事を好きって思うことはそんなに頭がおかしいことなの?」と悲しくなり、「私はビジネス向きじゃないんだ。ずっと労働者でいこう。」と思いました。

ただ、「なぜ人は自由に惹かれるのだろう?」「なぜ仕事をしたくないと思うのだろう?」ということが気になって気になって、それで金持ち父さん貧乏父さんシリーズを4冊まとめ買いして読んだんですよね。

(→改訂版 金持ち父さん 貧乏父さん:アメリカの金持ちが教えてくれるお金の哲学

 →金持ち父さんのキャッシュフロー・クワドラント

 →金持ち父さんの21世紀のビジネス

 →人助けが好きなあなたに贈る金持ち父さんのビジネススクールセカンドエディション

「ネットワークビジネスめっちゃいいじゃん!」とまでは思えなかったものの、労働者という生き方を選択する上で「怪我や病気で働けなくなったときの備えは大事だ」という点には納得しました。

そこから、「備えって大事だよな」「庭付きの戸建てがほしいとか、会社糞くらえとかは思わないけど、じゃあ私はこの人生で何をやりたいのかな」と色々モヤモヤ考えながら過ごしていると、自分がめちゃくちゃ体が弱いということに気づきます。

(関連記事→「労働大好きな私がビジネスに目覚めたきっかけ」)

そして「備え」「ビジネス」「副業・複業」の知識もついてきて、無理してときめかないネットワークビジネスをやらなくても、ブログ等の他の方法で備えを作れる可能性があるということがわかったので、それに手をつけることにしました。

愛と道徳の優先度を高く、経済的自由を得る先駆者に

前出の関連記事でも書いたように、私の活動のモチベーションとなる夢の一つに「報われるべき人が報われる環境を作る」というのがあります。

両学長の動画で「お金・スキル・道徳・愛」どれか一つ欠けててもお金持ちになれない、または続かないという解説がありましたが、私はこんな感じ。

(→第70回 【一番大切なものはどれ?】お金・スキル・道徳・愛 なにか一つ足りない社長の話【人生論】

お金、愛道、道徳、スキルの割合

お金のお金によるお金のための稼ぎ方!!」みたいなものはピンとこないんですよね。以前アフィリエイトやろうと思ってライブドアブログを立ち上げたのですが挫折して、今みたいにたくさん記事を書けなかったですよ。

例えば私は自然派の化粧品や洗剤が好きで、できれば世の中の多くの人に安全なものを使ってほしいと思っています。だけど、アフィリエイトで高単価なのは界面活性剤や防腐剤、人工香料を使ったあまり体に良くない商品だったりするのです…。高単価の商品を狙ってどんどん売っていけば、早く経済的自由を得られるし、月収も多くなる。だけど道徳と愛の優先度を下げてお金を得ても嬉しくありません…。

「お金」に主軸を置くならば、それこそ「お金のお金によるお金のための稼ぎ方」に注力したほうがいいでしょう。でもお金に主軸を置かないなら、例えば最低限の生活費だけは不労収入で・娯楽に使うお金は労働収入で得る「セミリタイア」を目指すなら、道徳と愛の優先度を下げることなく達成することができるのではないか…などと思うのです。

億万長者にならなくたっていい、豪遊はしなくていい、最低限安全に暮らせる収入があれば、働けるうちは働いたっていい…そのぐらいの目標額なら、私のスタンスでも立ち向かえるのではないかと検証している段階です。

もし「お金を得るためにどこかの誰かが不幸にならなければいけない」という葛藤なしに、私の周囲の人が経済的な安心感を得てくれたら、とても嬉しいと思うんです。その先駆者になり、ゆくゆくは他人に環境を提供(仕事を振ってあげるとか教えてあげるとか)できるようになりたい、それが日々の行動力の源です。

同じように思っている仲間が増えたら嬉しいなぁ~♪なんて思いつつ、自分磨きを頑張るようにしています。

さあ、みなさんはどんなモチベーションがありそうですか?

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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