教育のゴールは「時代に合った生き方」に設定されている!?

こんにちは。

5月は1日に2件、朝夜でブログを投稿した時もあったんですよね。それで6月は忙しくなって投稿数が減って。7月は職場で人件費削減のためシフトが減り、少し時間ができました。コンスタントに1日1記事にするとまたPVが増えて。

PVって読まれたページの数なので、記事が増えるほど増えて当たり前なんですが、意外にもユニークユーザー数も増えているんですよね!日常生活でそんなに労力と結果が比例することってない…と私は感じるので、書けば書くほど素直に数字が増えて面白いなぁと思えました♪

励みになります。いつも読んでくださっているみなさん、ありがとうございます。

雇われない人=自分が進むレールを自分で敷く人

さて、別の記事に書きましたが、私はまた個人事業主として生活していきたいと思っているので、起業した人やビジネスをやっている人の情報を受け取るようにしています。雇われない人の場合、雇われている人よりも理念・ビジョンがさらに大事になってくるのではないかと思います。

なぜなら、自分が進むレールを自分で敷かないといけないからです。

私も一個人ながら「大きいゴール・中ぐらいのゴール・小さいゴール」を決め、人生を浪費しないように戦略を練って計画的に生きているつもりなのですが、大企業など大きな集団になると、そこの社長さんはめちゃくちゃ壮大な理念を何十年計画で立てて現実化させるわけじゃないですか…。改めてすごいなと思います。

なんでその話になったかっていうと、学校教育もそうだよなぁと思って。10年20年前に受けた教育が、今になって時代に合っているような感じがするので、10年20年先を見越して結果を想定して作っている部分があるということじゃないですか。

内容の賛否両論はおいといて「10年20年先を見越して意図して結果を出す」という点に関して、純粋にすごいなぁと思ったのでした。

バブル世代の教育とゆとり世代の教育

どういうことかというと、私の親はバブルを知っているわけです。戦後だから「産めや増やせ」の時代だったと祖母は言います。

私の両親が若くて働き盛りだった頃は人口が多くて、モノ・サービスを作れば作るほど、どんどんどんどん売れた時代。労働基準法なども整っていなくて、ブラック企業が当たり前なくらい。機械やロボットも普及していないから、人の手でやるべき仕事がわんさか残ってる。

そりゃ「とにかく競争だー!」ってなりますよね。学校の成績は相対評価にして、1位を取った人はかっこいい・すごい・ご褒美をもらえる…みたいな文化にしておいたほうが、みんなが競って競ってどんどん努力してくれる、働いてくれる。

山のように仕事を用意してあげることができたから、それでも大丈夫だったんです。

ところが、私が今生きている時代は全く別物です。いわゆる「ゆとり世代」ですが、以前働いていた会社の社長がこんなことを言っていました。

「ゆとり世代は勉強の時間が減ったことによって、自由な時間が増えた。何に時間を使うかに個人差が出た。自由な時間が増えたことによって、昭和の時代では輩出できなかったような錦織圭みたいな素晴らしいスポーツ選手が生まれたりした。本を読んだりスポーツに打ち込んだり、有意義に時間を使えたらそういう良い面もあるんだけど、何もせずに過ごしちゃった子はただ学習量が減って学力が下がっただけになっちゃったんだよね。極端に二分化しちゃった。」

私が小学生の頃は土曜学習もなくなってしまって、時間が増えちゃったんです。宿題も多くないですし、子どもなりに「今ある時間をどう使うか?」を考えて過ごさなきゃいけなかったんだろうな~と思いますが、そんなことは当時はわからないので、何も考えずに過ごしていました。(笑)スポーツや鬼ごっこなどをたくさんしたので、体づくりみたいな意味だとまあまあ有意義だったかな?(^_^;)

好きなことしかお金にならない時代

あと記憶に残っているのは、高校の進路相談・進路だよりや学年集会などでとにかく「好きなことをやれ」「好きな教科をもとに進路を選べ」「好きなことができる大学に進め」と「好き」をひたすら重視していたことです。

ブランド物も好きなバブル世代の私の親は、とにかく「1番」「ネームバリュー」「有名」といった要素で大学を選ぼうとしていました。でも学校の先生は「そこで本当に好きなことができるの?○○大もいいんじゃない?」と繰り返していました。

コロナが流行するよりもちょっと前ですかね。起業ブームっぽい雰囲気がありませんでしたか。大手銀行が大量にリストラを出したり、公務員でさえも副業を解禁するところが出てきて「副業・複業ブーム」の波が作られている感じがしました。

そこで言われていたのが「つまらない仕事を嫌々やっても儲かりませんよ」という話。

私は学生時代に両親から「好きなことを仕事にできる人なんて、氷山の一角、世の中のほんの一握りしかいないんだ!仕事っていうのは嫌なこと・辛いことに耐えながらやるから仕事なんだ。好きなことを仕事にしようという発想自体が間違っている!」と散々怒られてきました。

ところがどうでしょう?物流が完全に自動化するアイデアが出てきたり、コンビニでレジを通さずにそのまま持って帰っても機械が認識して勝手にクレジットカードや銀行口座からお金を引いてくれるアイデアが出てきたり…今でさえ飲食店の予約や発券のシステムも自動化されていますよね。

つまらなくて、誰もが嫌々と淡々とできるような仕事って今の時代だと機械にとって代わられちゃうんです。10年ぐらいで「完全になくなる」とも言われていますよね。

小学生の将来の夢に「YouTuber」がランクイン、どころか1位になっているとの声も聞きます。一般家庭の主婦が料理をしている動画や、ペットと遊んだり餌をあげている動画、一人や友達同士でゲームをしている動画、パチンコを打っている動画、入浴剤を一気に100個入れる動画とか、泥だんごを作る動画とか…。

特別な才能がなくても、一般人が「わー」とか「きゃー」って言いながら楽しそうにしている動画から収益が生まれたりする時代なんです。YouTubeじゃなくたって、そうですよね。情熱や好きっていう気持ちがなく、ただ「仕事だからやりたくないけどやっただけ」とつまらなそうに提供されたものなんて、誰も手に入れたいと思いません。

学習量が減って本を読む時間がたくさんできたこととか、「好き」を重視しろと言われてきたことが「あぁ、そりゃあ今の時代がこんな風なら、つまらない仕事を嫌々頑張ることより、好き・情熱・アイデアが重要視されるよねぇ~。あの時先生の言ってたことも納得だなぁ~。」と思い出と現実がリンクして、記事にしたいと思いました。

ということで、私と私の両親どちらが正しい正しくないではなくて、学校の教育ってその子たちが10年20年して大人になったときに、その時代に合う生き方ができるように意図されているとしたら、本当にすごいですよね。

方針を決めてレールを作って敷いて、人や物事をゴールに向かうように動かして、結果を実現する力…それをいい意味で仕事に取り入れて、結果を出せる人間になりたいです。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

Follow me!