汚部屋から美部屋になった私の、捨てるコツとマインド解説。④
こんにちは。
いつも直感で記事を書いているので、更新順がバラバラになったりします。(笑)約1ヶ月前のお片付けの記事の続きを書いていこうかなと思いました。(1ヶ月経つのが早い!!)
今まで
- ①1.元汚部屋住人です
- ①2.「片づけて」と言っても伝わらない(興味がわかない)
- ②1.捨てられないマインドがあるかも(完璧主義など)
- ②2.片付けで人生が変わるのはなぜか(まあいっかマインドを手に入れる)
- ③思いもよらない出来事が、今の自分を作っているかも
というテーマで書いてきました。
今日は「私はなぜ片づけられるようになったのか」
- ④.1こんまりドラマでやり方を知った
- ④.2工場でキレイを実感
- ⑤感動はあっても理動はない
という流れで書いていきたいと思います。
こんまりドラマでやり方を知った
単純なことなんです。子どもの頃からずーっと、片付けなさい片付けなさい片付けなさい…めっっちゃくちゃ言われてきたわけですが、そもそも片付けのやり方を教えてもらったことがないんです。
ある意味では「教えてもらったことがある」のかもしれないけど、うちの両親も片付けが苦手なもので。どちらかというと「収納」を教えてもらったのかなぁという印象です。
壊れているものと壊れていないものは区別できるけど、「まだ使えるけど使っていないもの」なんかはもちろん捨てられないので、みっちみちにギューッと押し込んで、きれいに並べる。取り出しにくい・しまいにくいので、空いているところに置きっぱなしになったり、失くしたりする。
つまり「表面をきれいに見せる」「並べる」というやり方を教えてくれていました。
ところが、こんまりさんの「人生がときめく片付けの魔法」がテレビ番組で放送されたのを見たとき「そっか!そうやればいいんだ!」と人生で初めて片付けの方法を知ることができたんです。
私は感覚的な話・非科学的な話でも、それが面白いとか使いやすいと思えば抵抗なく受け入れられるタイプなので、すぐに実践することができました。ちゃんと服の山を作るのもやりましたよ。本当に片づけが初心者なので、最初はとにかく忠実にやっておいた方がいいかなと思いまして。(^_^;)
工場でキレイを実感
部屋が汚い部屋が汚い部屋が汚い…もずーっと言われ続けてきたわけですが、「何がどういう状態だったら『汚い』と言えるのか」「人間はどの程度の清潔さの中で生きるべきなのか」ということがわからなかったのです。
両親が、飾り付けやギューギューの詰め込みは得意だけど、四角い部屋を丸く掃くような感じだったり、水垢やカビがあまり気にならなかったり…「アンタの部屋は汚いんだから片づけなさい!」と言われても、何がどういう状態までだったらセーフで、どこからがアウトで…ということに実感がわかなかったんですよね。
大学生のとき「今のうちにいっぱい経験したいから」ということで、1つのアルバイトを長期間するのではなく、短期のアルバイトをたくさんやっている後輩がいたんですよ。面白い考え方だなぁと思い、私も彼女よりは少ないですが、(最初から3ヶ月と決まっている求人に応募するなど)迷惑をかけない範囲で数種類のアルバイトを経験することに。
その頃、節約のテレビ番組が特にブームだったのもあると思いますが、頻繁に節約や貧乏をテーマにした番組が流れていたんです。結構な頻度で登場するキーワードが「まかない」。実家暮らしだったのですが、社会人になってから飲食系に勤めるのは大変そうだから、アルバイトとして経験したいと思い、お菓子を作る工場で働くことにしました。
私は単純作業も苦ではないので、クリスマス時期の足の冷え以外は特に辛いこともなく、全体的に楽しかったです。見た目が崩れたお菓子を安く買えたり、新作の試食をすることができました。
でも、何よりの収穫は衛生の概念を知ることができたことだと思います。
一般の家庭ではそこまでやる必要はないですが、段ボールを開封するときには、お菓子を作る部屋で開封してはいけないので、廊下で開けたりつぶしたりします。一度段ボールに触ったら、使い捨てゴム手袋を交換します。あとは牛乳パックなども外側に菌がついているので、パック自体を消毒液に長時間浸してから、拭き取って開封しボウルなどに注ぎます。
そんな感じで「きれい(衛生的)ってこういうことか」「人間、心がけようと思えばここまで物をきれいにすることができるのか」という風景を目の当たりにしたのでした。
それにより、「工場のきれいのレベルを100点だとしたら、今の自分の部屋は20点ぐらいだから、50点ぐらいまで上げてもいいのかもなぁ」なんて思えるようになったのです。
(文字数が多くなったので、ここで切ります。)
(次回に続く)