お金自体は善でも悪でもない。

こんにちは。

日々、何について書こうかなと考えています。今更ながら、「金持ち父さん貧乏父さん」の解説記事でも書こうかな~と思ったので、ここ最近は仕事やお金、独立とか…そんなテーマのことをあーだこーだ考えていました。

ツイッターは、時間を浪費しすぎてしまうので、見ないようにしているのですが、メルマガやコミュニティーの主催者の方が話す投稿を日々見ていると、「そういえば〇年前にあんなことを教わったよなぁ」とか「そのテーマ面白いよねぇ」なんて、気づきがあったり思い出したりするので、刺激的な発信にいつも助けられています。

特に最近気になったのは、「お金=悪」という風潮。

ずーっと蓋をして生きていこうと思えば、生きていけなくもないですが、特に独立したい人、自分のお店を持って誰かを雇いたい人なんかは、必ず壁にぶち当たることになります。

「誰かを雇いたい」と思っている人は、それを思っている時点で、お金のメンタルブロックはなさそうなので、独立したい人がよくぶち当たる壁なんでしょうかね。

年収の高い人が脱税をしたり、詐欺なんかで一時的に大金を得た人が逮捕されるところばかりがニュースで取り上げられるから、「お金=ろくなことがない」っていうイメージが形成されてしまうんですかね。

年収が高くて、家族や従業員からも信頼されている人が、「私はこんなに幸せです」「私の毎日はこんな感じですよ」って取り上げられることって、なかなかないですもんね。

お金って他の物事と同じように、良いものでも悪いものでもないのです。全てのものは「陰陽」で成り立っているから。

例えば、「包丁」って一家に一つはないと厳しくないですか?キッチンばさみを使えば、どうにか食材を切れるけど、やっぱり包丁がないとちょっと不便。普通に、野菜や肉や魚を切っている分には、何の問題もないですよね。

しかし「包丁」も悪用しようと思えば、人を傷つけ、命を奪うことだってできます。ここで着目してほしいのは「あーあ、だから『包丁』ってやっぱり悪じゃん!」ではないということです。

「悪」なのは包丁を悪用して、誰かを傷つけようとした犯人です。そうした犯罪のニュースを見た後でも「うわ、『包丁』ってヤバい。包丁を持たない方がいいな。捨てちゃおう。」なんて思いませんよね。

要は「使い方」の問題ということです。

例えば幼稚園や学校で「入学式までに色鉛筆を用意してくださいね」と言われたときに、芯の材料のタルクを採掘するところから始めたいでしょうか。「習字セットを持ってきてください」と言われたときに、イタチを捕まえて毛を取って整えるところから始めたいでしょうか。

多くの人は「お金を払うから、誰かにやってほしい」と思うはずです。

お金はもともと、等価交換の道具として生まれました。

昔は何か自分のできないこと・やりたくないことを他人にやってもらったら、食べ物などを渡していたんですよね。それだと、何がどのくらいの量でどのくらいの価値になるかも曖昧だし、腐ったり傷むものだってあるだろうし、色々と不便です。そこで、あらかじめ物の値段を決めておいて、お金を介して物を買えるようにしたら便利なんじゃないか…というのがお金の始まりなのです。

つまり、何か価値のあることを提供したのなら、何かをいただくことは、普通のことなのです。

起業して最初の仕事は、無償か激安でもやるようにとアドバイスをする方がいます。この場合、交換するものは実績や体験談です。お金をいただくよりも、体験談を書いていただいたり、「○人のお客様から支持されています!」といった武器が後々の集客に役立つので、そちらと交換してもらうのです。

(しかし、これはサービスを提供する側の都合で決めるのであって、利用者が「○○するから安くしてほしい」というのは、基本的に不可能だと思っておいたほうがいいでしょう。)

生きていくうえで、筆記用具や家電やら、服やタオルやらを自分で作ったり、電気や上下水道を自分で引いたり、牛や豚を育て、穀物や野菜、果物を栽培したり、屋根や窓を修理したり、音楽が聞きたくなれば自分で作詞作曲したり…そんなの、無理ですよね。

あえて、田舎で自給自足にチャレンジをする生活が楽しいという人もいるかもしれませんが、一切他人の力を借りないというのは難しいと思います。そして、何かしらの助けを必要とするなら、等価交換のためのお金というツールは便利だと言えるでしょう。

別にお金は悪でも善でも何でもなくて、「等価交換をするときに便利だから、じゃあ使いましょうか」というだけのものなのです。過剰に恐れたり批判する必要もないのです。そういう道具なんだというだけですから。

思いつくままにカタカタカタ…と文章を書いていたら、もう1900文字を超えました。(笑)

文字数的にキリが良いので、続きは次回以降で書いていこうと思いますが、今回伝えたかったのは、「お金は善でも悪でもない、ただの道具だよー」という話です。

なんでこの話をしたかというと「独立したい」と思っても「人からお金をいただくこと・稼ぐことが、何だか申し訳ない気がする」と、メンタルの壁を乗り越えられない人が少なくないからです。

また、嫉妬されて悪口を言われたり、いわゆる「ドリームキラー」のせいでメンタルを傷つけられたり、そういった原因でせっかくの成長の芽を摘んでしまうのはもったいないので、「別に〇でも×でもないけど?そういうもんでしょ?」と捉えられるようになってほしいのです。

次は違うタイトルで書くと思いますので、一度区切ります。

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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