腰痛をきっかけに、自然療法に興味を持った。

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今回は、私が腰痛をきっかけに、東洋医学にハマり始めた話をします。

私は高校ではダンスをやっていました。それなりに筋肉も使っていたし、スコーピオン(ビールマン)のポーズなど、反る動きもありましたが、全身をまんべんなく使う有酸素運動だったので、体には良かった気がします。

大学に入り、体操競技をやりました。体操競技は無酸素運動が圧倒的に多く、高いところから着地をしたり、助走をつけて手をついたりしますから、体への負荷がとても高いです。

「ストレッチとかをしているから、健康に良さそう~。」と言われることもあるのですが、体への負荷があまりに大きいので、プロでもアマでも、みんなどこかしらを痛めながらやっています。健康に良いスポーツではないと私は思っています。楽しかったですけどね。

あとは、バレエやダンスは左右対称の筋肉がつきやすいですが、体操競技は利き手・利き足で技の精度を高めていく必要があるので、筋トレでは左右同じ回数をやったとしても、どうしても、左右どちらかに負担がかかりやすくなります。

ということで、私は右の腰の筋肉ばかりをたくさん使ってしまい、右側に強い腰痛が出るようになりました。

そこで、病院に行って、レントゲンを撮ってもらっても、「異常なし」。西洋医学では、「骨が折れている」「椎間板が飛び出している」など以外は、弱い痛みでも強い痛みでも、チクチクする痛みもズキズキする痛みも、ぜーんぶ「異常なし」になってしまいます。

「えっ?この病院、大丈夫?」「こんなに痛いのに、何も異常がないなんて…」と、レントゲンを撮り直しても、やっぱり「異常なし」。

「湿布を出しますから、しばらく様子を見ましょう」と言われますが、もちろん良くなりませんでした。

病院でもらった湿布や、リハビリルームで指導してもらう筋トレでは、全然楽にならなかったのに、「鍼」と「もみほぐし」はすごく楽になったんです。

今思えば、

・(無酸素運動をしすぎて)筋肉の中の老廃物が排出されるスピードより、溜まっていくスピードが速かった→軽いランニングや湯船につかる、オイルトリートメントをするなどで、もっと積極的に老廃物を流すケアをすべきだった。

・筋肉の偏りや、筋膜のよじれなどで、体に歪みが生じていた→筋膜リリースをしたり、左右のバランスに合わせた筋トレやストレッチを調整するなど、習慣的にではなく、微調整したメニューでコンディションを整えればよかった。

…など、色々原因が思い浮かびますが、その頃は、自分のどういう癖や偏りが、この結果を引き起こしているのかということが、全くわかっていませんでした。

また、私は腰痛だったのですが、母は頭痛で長年悩んでいました。

あまりに痛すぎて、頭痛のある日はずっと寝込んでないといけないほど。「さすがにこれはおかしい」と病院に行って検査するも、「異常なし」。「そんなはずはない」と複数の病院で検査を何度受けても、やっぱり「異常なし」。

小さい頃は風邪をひきやすく、たくさん病院に連れていかれていた私。「お医者さん」や「病院」と言えば、「痛い注射をされたり、苦い薬を飲まされたり、嫌なことはあるけど、ちゃんと言うことを聞けば、何でも治してくれるすごい人・所」というイメージがありました。

だから、「痛かったり、お金がかかっても頑張るので、治してください!」と意気込んで病院に行ったのに、頑張ることさえ、させてもらえなかったのです。

これをきっかけに、「病院=ちゃんとしてる、根拠がある、すごい、信頼できる」「民間療法=根拠があるものもあれば解明されていないものもある、信じていいのか不安、怪しい」というイメージが変わり、「病院では治せなかったものが、民間療法だと楽になるのは、なんでだろう?」「こんなに痛いのに、何もしてくれないなら、医者や病院の存在する意味って何なんだろう?」と考え、民間療法について勉強するようになっていったのでした。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。

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