第二領域の活動で挫折しないコツ②

前回の続きから)

習慣を作るのは大変だが、作れたら最強の武器。

習慣を0から作るときって、本当に大変。

脳はエネルギーを消費することは嫌いなんですよ。

ルーティンワークをするとか、テレビを見るとか、なるべく頭を使わずにできることが大好きです。

0から1を作る時には、最もエネルギーを使います。

今、これを読んでくださっているほとんどの人は、「『歯磨き』が面倒くさくて面倒くさくて、辛くて辛くて仕方がない」とは思わないはずです。

逆に、食事の後や寝る前に、歯磨きをしないなんて、気持ち悪かったり、違和感があるくらいだと思います。

なぜならば、「習慣になっているから」です。

子どもの頃は、遊び疲れて歯磨きせずに寝ようとして怒られたり、遊ぶ時間が惜しかったり、おとなしく親に磨いてもらう時間がむずむずしたりして、ぐずっていたこともあると思います。

でも、子どものうちに習慣を作っておいた結果、大人になると、「しないと違和感がある」ぐらいに変わるのです。

たまに、「〇イザップって、通ってるときは痩せるけど、通わなくなったら太るんでしょ?じゃあ、お金払う意味ないじゃん。」という人がいます。

私は行ったことがないのですが、結構高額みたいですね。

それで、あのお金は何に対して払われているかというと、「鶏むね肉は××グラムで○○キロカロリー」「○○筋を鍛えるためには、この筋トレ」といった知識にお金が払われているのではありません。

もちろん、そうした知識もありがたく受け取って、活かしていただくのも結構なのですが、大本命は、「習慣を一緒に作ること」だと私は思っています。

美容痩身エステなんかもそうですが、高額で・マンツーマンで・数ヶ月まとめて通うようなところって、食事内容をチェックしてくれたり、お家でできるセルフケアを教えてくれます。

どういうことかというと、その3ヶ月なり、6か月なりの契約期間で、セルフマッサージや自重筋トレ、料理など、「健康・美容に気を配って生活する」という生活習慣を徐々に身につけていくのです。

契約期間が終わったときには、プロのトレーナーが隣にいてくれなくても、一人で「むしろ気を配らないと気持ち悪い」と思いながら色々実践できるほどの、生活習慣を築き上げることが目的になっています。

そして、その目的のためには数十万円がかかるのも妥当だということです。

英語のマンツーマン指導塾も高額ですよね。知識なら、ネットや本で手に入るけど、家で一人で本を読もうと思っても、他の誘惑に負けたりして、なかなか続かない。

そこで、「むしろ生活の中に英語を勉強する時間があるほうが当たり前。やらないと気持ち悪い。」という習慣を作るために、数ヶ月、プロにお金を払って隣で見てもらいます。一度習慣ができてしまえば、あとは一人でも大丈夫ということです。

単語とか文法とか、そんなことは参考書に書いてあるのです。

知識にお金を払うのではなく、習慣を作るためにお金を払う。だから、マンツーマン指導塾は高額なのではないでしょうか。

それだけ、0から1の習慣を作るところは大変なのです。誰かに手伝ってもらうならば、数十万円、数百万円払わなければいけないほどに、大変なのです。

しかし、前にも書いたように、脳は「ルーティンワーク」や「慣れ」が大好きなので、一度習慣化してしまえば、最強の武器になります。

ですから、一度割り切ってプロにお金を払って、面倒を見てもらうのも、私は良い手だと思います。

どうにかして、習慣を味方にしていきたいところですね。

第一領域の力と習慣の力

このタイトルについて書き始めたときは、「第一領域と絡める」・「習慣化」という「やってもやらなくても生きていけること」をサボらないための、2つの対策方法を、下の図のような並立の関係、それぞれ独立したものだと思っていました。

今、改めて記事全体を見てみると、「習慣化する」という方法の中に、「じゃあ習慣化するためには、どういう工夫をしたらいいの?」という要素として、「第一領域と絡める」が含まれていると言えるなぁと思いました。

仕事やボランティアとして取り組むことで、自分がその対象(英語など)に触れていることが当たり前なんだという習慣を作ることに、役立てることができそうだと思ったのでした。

さあ、みなさんは英語ですか?資格ですか?減量ですか?自炊ですか?…自分の頑張りたいと思ったことに取り組めるように、一緒に工夫していきましょうね。

私も、職場が通常営業に戻り、そして副業も始めてしまい、その中でブログを継続させていきたい…最初は自分のペースを作れずに心が折れるかも?と思っているのですが、やれるだけやってみます。(^_^;)

みなさんもファイト!(^^)!

最後まで読んでくださり、ありがとうございました。

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