自分にできるかどうか・強み・弱みがわからない!←それでも大丈夫|副業のススメ
こんにちは。
最近は今通っている学校の期末テストに専念するため、ブログや電子書籍執筆はお休みしていました。お久しぶりです。
春休みが長めにあるので、また電子書籍を書きたいな~と予定しています。
この前、あるnoteを読んで思うことがあったので、今回はそれについて書きます。
これまで8000人以上の方をみてきて「収益化できない、仕事がとれない」という方たちには共通点がありました。
それは「自分」に意識が向きすぎているということです。
たとえば、以下のような悩みをたくさんいただきます。
・”自分”にできるかわからない
・”自分”に欠けているものがわからない
・”自分”が何をしていいのかわからない
自分に意識が向いているうちは、うまくいかないでしょう。
note – 超簡単な収益化のテンプレート(リサーチ秘伝の書プレゼント)
まよまよ@WEBコピーライター(野口真代)
私もこのドツボにハマったことがあって、当時はすごく苦しかったです。
でも今はそれを乗り越えることができて悩みも消えたので、今まさに悩んでいる人がいれば、そんな方々の助けになればな~と思ってこの記事を書くことにしました。
あなたは悪くない!教育の弊害!?|できるかどうかわからない
一見、「自分」に意識が向きすぎている人に原因がある(実力不足、考え不足)ような印象を受けますが、私は決してこう考えた本人たちが悪いとは思いません。
どちらかというと環境、すなわち学生時代に受けてきた教育に問題があると思っています。
「自分にできるかわからない」…どうしてこんな言葉が出てくるかといえば、卒業文集や進路希望調査などを書くときに、夢や目標の話になりますよね。そのとき親や学校の先生が「お前にはそんなことができるわけがないんだから、やめておきなさい」「お前にはきっと向いていないから、こっちにしておきなさい」とか言っちゃうんですよね…
何でもかんでも自由にやらせることだけが愛情ではなく、「現実的に食える職業に就かせてあげること」も愛情のひとつであろうことは、私も否定できません。
「オリンピックで1位になる」などであれば、それが目指せる家庭とそうでない家庭に分かれそうです。
しかし私の感覚では、例えば「現実的に何らかの形で叶えられそうな夢」までも、「余計な夢を抱いて勉強がおろそかになってはいけないから」なんて理由で排除されてしまっている気がします。
仕事にしろ育児にしろ何にしろ
- 自分には絶対できると思ったし、やってみて得意だった
- 自分には絶対できると思ったのに、やってみたら全然できなかった
- 想定外のことだったけど、やってみたら向いていたようだ
- 最初は絶対嫌だと思ったのに、気づいたら長年続いている
- ○年経っているけど、未だに向いているのかどうかもわからない…
なんて、色々なパターンがあるわけですよね。
私の母は高校生のとき「子どもが好きだから保育士になる!」と思っていました(結局保育士にはならなかった)。
でも私と弟を育ててみて「(お店の中やテレビCMなどで)子どもを眺めていると可愛いな~とは思うけど、自分は根気強いタイプではないし、子どもの面倒を見ることは向いていない。保育士にならなくてよかった」と思ったそうです。
逆に「昔から『子ども大好き!超可愛い!』みたいなタイプではなかったし、別に自信があったわけではないけれど、意外と私、育児をこなせてるな~」という人も世の中にはいるでしょう。
何が言いたいかというと、「自分にできるかわからない」「自分ならできるだろう」「あなたならできる」「あなたには無理」という予想はあてになりません。(笑)
やったことがないことをできるかどうかなんて、わからなくて当たり前。それこそ神のみぞ知る領域でしょう。
なので「やってみる」しか答えはないのです。
とは言っても最初は不安だと思いますので、仕事のことに関して言うならば、小規模で金額の小さい仕事からチャレンジして、いけそうだと思ったら徐々に大きくしていくのがおすすめです。
わからなくて結構!?|自分の強み・弱み|自分が何をしていいのか
こちらのドツボにも私は苦しめられました。
副業・起業などのセミナーに行くと、必ずこういう流れになっていました。
- 自分のやりたいことを見つけましょう
- (やりたいことを最短ルートで叶えるために)自分の強みを見つけましょう
- (やりたいことの足を引っ張らないために)自分の弱みを見つけましょう
- 市場、競合他社を分析しましょう
- (埋もれずに長続きするように)市場の中で自分が抜きん出ることのできる特技を見つけましょう
- それをもとに自分が何をすべきか考えましょう…
そもそも「自分のやりたいこと」「自分の強み」「自分の弱み」…自分、自分、自分と自分にフォーカスしまくらなければ、次に進めない仕組みになっているのです。
私は複業をやりたかったし、経済的な不安を無くしていきたかった。
だからセミナーに参加したり本やネットで情報収集をしていたのですが、「自分フォーカス」が器用にできず、蟻地獄に落ちて先に進めなくなり「やっぱり諦めるしかないのかな」と途方に暮れていました。
途方に暮れながらも、仕事に行かなければ職場に迷惑もかかるし…と惰性で出勤。でも、なんだかんだで仕事へは行ってしまえば楽しいこともありました。
私はセラピストなので、お客様と直に接する仕事です。
その中で「○○に悩んでいる人がこんなにいるのなら、もっとこういう風にしてあげたいな」「この人が、もっとこういう風に(楽に)なれたらいいな」「こういう風に困っている人がいるのに、それを叶えるサービスは世の中に少ないなぁ」…と思うことが増えてきました。
また、複業としてKindle出版にも挑戦している私ですが、あるとき学校の授業をきっかけに「交流分析」(心理療法の1つ)という言葉を知りました。
そこで「こんなに面白い考え方があるのに、大学で心理学を専攻した人ぐらいしか、この考え方が世の中に存在することすら知らず、一生を終えていくなんてもったいない!これを知るだけでも、心が楽になる人はいるんじゃないかな?」と思い、2冊目の電子書籍を執筆するときに取り入れました。
「この知識はこんなに素晴らしいのに、世の中のほとんどの人に知られていないなんてもったいない」とか「○○に悩んでいる人に対応するサービスが世の中に無い(少ない)」とか、私の原動力の源って、いつもそんな感じなんです。
電子書籍を出版した後、Twitterのリプ欄で「出版おめでとうございます・読ませていただきました・○○なところがよかったです・○○ですね」とコメントをいただきました。
そこで初めて「私って周りの人と比べて、○○が得意なのか…。確かに、そこで苦戦した記憶はないかもなぁ。これが私の強みとして言える部分なのかも!」と強みを発見することもありました。
要するに「自分フォーカス」が完璧にできていない状態でも、次のステップへ進めるのです。
「やってみてわかること」、何なら「終わってからわかること」って人生でいっぱいあるじゃないですか。
スタート地点で蟻地獄に飲まれている時間は無駄なので、完璧主義になりすぎず、トライアンドエラーを楽しむ発想を持てるといいんじゃないかなと思います。
結論:やりたかったら、とりあえずやってみろ
私は「シフト自由」という文字に惹かれ、最初は何となくでセラピストになりました。
何となくで始めたにもかかわらず、慎重に選んだはずのIT業界よりも長続きしているし、オーナーが指名数に驚愕して単価の値上げの相談(お店の取り分を減らして私の取り分を増やす)を持ちかけてきたこともあります。転職してもベテランさんを追い抜いて指名率はどんどん上がっていくし、専門学校に入学したらマッサージの実技試験では学年トップ。
「あぁ、ナツさんみたいな人はそうやって【向いていること】があるからいいですよね~」と思われた方もいるのでは?
私は以前、四柱推命(占いの一種。わかりやすくアレンジした動物占いが有名。)を受けたことがあります。
そこで言われたのは「あなたはマッサージやエステは向いていないので、やめたほうがいいです」と予想外のことでした。
(私がショックを隠しきれないでいると、「向いていないっていうより、他にもっと向いていることがあるっていう感じですかね」とフォローしてくださいました。)
教える仕事が向いていると言われ、「あと、経営者も向いていますよ」とこれまた予想外のことを言われました。
私の祖父も父も公務員で、親戚の中で商売をやっている人はいません(=商売を身近で見てきた経験がありませんし、素質が遺伝しているとかも無さそうです)。自分が経営に向いているとか経営者になりたいと思ったこともなく、大学時代も経営学などは勉強していませんでした。
何なら簿記3級の勉強も挫折し(でもリトライしたいとはちょっと思っている)、FP資格も持っておらず、家計簿も三日坊主でつけられずどんぶり勘定…。見た目も「職業は…OLさんですか?」とか「主婦の方ですか?」と言われる程度で、経営者のような風格を漂わせているわけでもありません。
未だに「経営者」という言葉にはピンと来ず「何年、何十年したらやりたいと思う時が来るのかしら…?」と思いながら、とりあえず向いていないと言われたマッサージをまだ続けています。(笑)
私は占いは好きですが、依存しているわけではないので、別に占いが全てだとは思っていません。
ただ「あ~、そういう発想の仕方もあるのか~」なんて人生の選択肢が増えたり、自分では気づいていない強みや弱み・ストレス源を教えてもらえるので、人生迷ったときにメモを見返したりしています。
(最近、紙類を減らしたくてコンパクトに清書したり、Adobe Scanで取り込んでいます。)

このエピソードから伝えたかったことは「やっぱり勘はあてにならないし、誰かが向いていると言ってくれてもすぐにピンと来るとは限らない。だからこそ、ちょっとでも興味があると思ったことは挑戦したらいいし、今やっていることが少なくとも嫌いじゃないと思うのなら、続けていくうちに見えてくるものもある」ということです。
私は誰かが「副業を頑張りたい」「新しいことにチャレンジしたい」「自分の力で少しでも将来の不安を取り除きたい」と頑張る姿は素敵だなと思っているので、副業(複業)推奨派です。
どこかの誰かの背中を押せたら嬉しいです。^-^
最後まで読んでくださり、ありがとうございます。
