心の声を育てる|生きやすい人生を手に入れるには

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こんにちは。

最近気づいたことがあります。私にとっては価値観が180度ひっくり返る気づきでした。

普段私たちは全く気分を上下させることなく、当たり前のようにポチッとスイッチを入れて電気を使っています。だけど初めて「電気」「電球」が発明されたときは「うぉー!!」と大興奮だったのではないでしょうか。(^_^;)

そんな感じで、知っている人や後から言われてみれば「うん、そうだね」という程度の話なのかもしれないけど、私にとっては世界が180度ひっくり返った話です。「人生、何が正解かモヤモヤする」「親の敷いたレールを厳しく歩かされてきた」「正直自分がどうしたいのかもわからない」という方は、共感していただける可能性が高いかも…?

人生のヒントを追い求めていた

先日とある個人セッションを受けたんですよ。そこの協会では、ストレングスファインダーのような感じで個人の特性を4分類にする無料の診断があります。有料版ではその4つをさらに深く掘り下げて分類します。そして自分の得手不得手から考えて、どんな仕事仲間を周りに集めると補い合えて、仕事がうまくいくのかという作戦を立てるために使うようです。

(メールアドレス登録は必要ですが、無料で受けられます→「あなたの強みがわかる【無料】ジーニアステスト(一社)日本適性力協会より」)

ちなみに私は

  • 内向的、一人で行動する
  • 確実性(データ)を重視する
  • 付き合う相手を慎重に選ぶ
  • 人嫌いというわけではない
  • 理路整然としている
  • 細部に気がつく
  • 新しいことを始めるのが苦手なことがある

といったスチールの特徴です。

天真爛漫で人付き合いが好きで、物怖じせずチャレンジ精神旺盛な人が近くにいるとバランスが取れそうです。

しかし、私の周囲の人が私以上にこの特性が強いせいか、私は「物怖じせずチャレンジ精神旺盛な人」だと思われています。(笑)分類が4つしかないので、当てはまる部分もあればちょっと外れている部分もあるかもしれないし、複数の分類にまたがるような性格の人もいるかもしれないですね。

診断するときに登録したメールアドレスに30分無料セッションの案内メルマガが来て、試しに受けてみようと思いました。

どんなことを質問したらいいのかも書いていなかったし、何についての30分なのかも書いていないし、広~~~く「これからの人生(主に仕事)の選択のヒントになれば…??」みたいな軽い気持ちで申し込みました。

小学生の頃から占いが好きで、進学や就職活動で「好きなこと・得意なこと」フローチャートもよく使っていたし、「あなたはこうだからこれが向いています」って言われるのが好きだったんですよね。高額な四柱推命の鑑定も受けて、本も買いました。(^_^;)

「人生のヒントがほしい」

いつもそう思っていました。

私はちょっと個性的な子に生まれ、親はなるべく「普通の子」に寄せたかったのか、「あれだめこれだめ、ああしなさいこうしなさい…」がっつりとレールに乗せることを望んでいましたが、高校生あたりでその違和感に気づいた私。

「この大学にしか行けないとしたら、どの学部を選びたいか?」ぐらいの消去法だったら、選ぶ力は持っていたんですよ。だけど、大人になってそれなりに食っていける収入があって、自己投資やスキルアップや転職のためのお金も用意しようと思えば用意できる、行動を起こすために動かせる自由な足がある、「何でも好きに選んでいいんだよ」状態になってしまいました。

億万長者ではないので、選択肢に制限があると言えばあるのですが、それでも自分のキャパを超えるぐらいには自由になってしまったわけです。

例えば英語の社会人向けスクールに入ったとして、初回の授業が「好きにスピーチしていいよ~♪聞いていてあげるから~♪さあどうぞ~^^」って言われても「???」ってなりますよね。

ある程度の教科書があって、カリキュラムがあって、「じゃあ第〇回目の課題としてスピーチを行います。今週の宿題ではそれの準備をしてくださいね。スピーチはこういうテーマで一人〇分しゃべってもらいます。評価基準は××で、目標は△△で、どういう目的でこういうカリキュラムが組まれているかっていうと、過去に~~なことがあって、それからこうしようという方針になったんです。」なんて言われた方が安心できますよね。

前回の記事で「人生を創造する力と、人生を創造したいと思えるモチベーションが、今の世の中に必要なものなのではないかと思う」という話をしたのですが、丸まんま私の話でもあります。

(前回の記事はこちら→「豊かな人は「足るを知る」人|生きづらい時間の使い方|セミナー難民からの脱出」)

「お金に困らない生活をしたい」「収入は少ないよりは多い方がいいだろう」「学歴は高い方が有利なんじゃないか」「一つの会社で長く働くべきなんじゃないか」「女は料理が下手なよりは上手な方がいいだろう」「マイホーム=幸せそう」…何となくの「これって正解って言われていることが多いよね…??」みたいなことはわかるのですが、胸を張って自分の人生はこうです!こうしていきます!って言えなかったんですよね。

「自分の人生どうしたいって言われても…それなりに金銭的に苦労しないで、人並みでも幸せに暮らせたらいいかなぁ…。でも今の会社でずっと働くって、年金とか社会制度の変革について色々言われているし、不安がないわけでもない。だけど今の会社がすごい嫌いとかすごい不満ってわけでもないし…どうしたいとかも特に思い浮かばないけど、かといって『絶対合ってる‼』とも言えないし、何なんだろう」みたいな気持ちでした。

それで偶然なのか必然なのか、30分のセッションを受けたときに全っ然話がかみ合わなかったんです。(笑)

私は「こういう診断が出ているのですが、どういう仕事が向いていますか?どういう分野なら私の強みを活かせるでしょうか?」といった主旨の質問をしました。それに対し担当者さんが「あなたはどうしたいですか?何をやりたいんですか?」と返してきたんです。

お互い「???」となり沈黙の時間が過ぎていきました。

これが冒頭の「180度ひっくり返った」の部分です。

おそらく正しい質問の仕方は「私はこういうこと(仕事)をしたいと思っている。こういう強みを活かしていきたいし、こういう弱みがある。どういう対策をする(どういう仲間を集める)ことで、自分の進みたい道をよりスピーディーに・可能性を高めて・有利に…etc進んでいけるでしょうか?その対策のために、どこへ行き何をするべきでしょうか?」と。

つまり、私は自分の人生の地図がうまく書けていなくて、それを完成させるための手助けとして診断を利用しようとしたのに対し、本来の使い方としては、完成した自分の地図を歩んでいく上で、それを補助するツールの一つとして利用すべきだったということです。

たとえやりたいことと自分の特性が合っていない場合でも、周りの人や物に助けてもらって「どうやったらその分野に携われるだろうか」と無理矢理叶えていく感じ。

「やりたいこと」先行なんですよね。

例えば「本を出したい」と思ったとき、自分にとってこれといった経験がなかったり、向いていないと言われても、取材をして情報提供者と自分で売り上げを分ける交渉をするとか…何かしらの道があるわけです。

最近毎日見ている両学長のリベ大YouTube。「○○株って良いんですか?」とか「××についてどう思いますか?」という質問が来るらしいのですが、結局「どんな目的を叶えるためにそれを利用しようとしているのか?」がわからなければ、アドバイスのしようがない…とのことでした。

心の声を育てることほど大事なことはない

この出来事から「何をやりたいのか?どうしたいのか?」自分の心の声を大事に育てていくべきだと思いました。

心の声があったとしても「一つの会社で長く働くべきなんじゃないか」「男なら正規雇用で働くべきなんじゃないか」「子どもに安全な手作りの食事を用意してあげるべきなんじゃないか」…などと「べき」論に押しつぶされて葛藤している人もいますが、そもそも心の声を発声する力を失っている人もいます。

「いえいえ、私は子どもにも恵まれてありがたいし、平凡に暮らせればそれでいいんです。これで幸せなのでいいんです。」と言っている人は、それが本当にその人にとっての幸せで、心から「私の人生はこれだ!」と自信を持って言えて、人生が終わる時に後悔をしないならば、それでいいんですよ。

ただどこかで「母親は子どものことを最優先すべきだから」「社会人としてちゃんとしているべきだから」…なんて「べき」論に押しつぶされて、心が発声する力を失っているだけだとしたら?…いずれ鬱になったりノイローゼになったり、燃え尽き症候群になったりします。

今すぐに・全て・完璧には叶わないかもしれないけれど、心の声を育てて尊重することが、QOLの向上=生きやすさにつながり、笑顔が増えるきっかけになると私は思っています。

何度も言っているように、私が他人の人生を無理矢理「こうしなさい!」とねじ曲げることはできないけれど、「こんなことも大事かもしれないよ~」と情報発信をして何か気づきを得るきっかけにしてもらうことが、私の行動の意味です。^-^

最後まで読んで下さり、ありがとうございました。

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