汚部屋から美部屋になった私の、捨てるコツとマインド解説。①

こんにちは。

自分が・家族が片づけられない、色々なケースがあるとは思いますが、片づけに悩んでいる方に、読んでいただきたい記事です。

元汚部屋住人です

私、10代後半までは、母親に「ゴミ屋敷」と言われるほどの汚部屋住人でした。

ゴミ屋敷といえば、天井までゴミ袋が積み重なっていたり、生ごみや使用後の生理用品が放置されていたりしますが、さすがに比喩として言っただけで、「ゴミ屋敷」ではなかったと思います。(^_^;)

食事はリビングで済ませますし、生理用品はトイレ内のゴミ箱に捨てますし、不衛生までは行ってなかったハズ。

不要なものが多く、「散らかっていて足の踏み場がない」は当てはまっていたかもしれませんが、多くの不用品は、紙やクリアファイルなど、文房具系のものが多かったので、異臭もありませんでした。

ただ、キレイ好きな人から見れば、ストレスの溜まるような部屋だったと思います。

(ちなみに、母も父も片づけられない人です。)

母は、家事全般が嫌いで、もちろん片付けも掃除も苦手なのですが、棚や引き出しに隠して、表面上キレイっぽく見せるのが得意なのです。(笑)

なので、自分より少し劣った私の片付けレベルに、「汚い!」とよく怒っていました。

ですが、今では私のほうが家事が得意になってしまったので、実家に帰ると「本当、汚いよねー。どうにかしなきゃとは思ってるんだけどねー。全部捨てたくてー。」と言われるようになりました。

「片づけて」と言っても伝わらない

家族に、「何回言ったらわかるの」「片づけなさいって言ってるでしょ」「無くすと自分が困るんだよ」なんて言っている、キレイ好きの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

それがね、私は汚部屋サイドの人だったからわかりますが、馬の耳に念仏です。申し訳ないけど、響かないのです。

言われているのはわかっているけど、どうやって響かせたらいいのか、こちら側もわからないのです。

「片づけないと、こうこうこういうことが起こるんだよ」なんて言っても、本人、それほど困ってません…。

「ほら無くしたでしょ」「ほら怒られたでしょ」「ほら困ったでしょ」って、見てる側は思うんですが、意外と本人、そこまで困ってません。

最近、うちの父、保険証をなくしたんですよ。(苦笑)

母は「若い子じゃあるまいし、いい年して何やってんの!?本当信じられない。ちゃんと探しなさい。」と怒っていましたが、父は「そうだね。探さなきゃ、まずいよね。」と言って、多少は探したみたいですが、見つかりませんでした。

結局、再発行したんです。

その手続きにかかわる、会社の方とか行政の方とか、「いらぬ仕事を増やして、ごめんなさい!」って感じですが、再発行できちゃいました。

こうして、実際に重要なものをなくしたときでさえ、「ほらね」と言っても、響いていないのです。

無くしたからといって、家が爆発するわけでもないし、1億円の借金を背負うわけでもないし、殺されるわけでもないし、たいていのことは、何とかなってしまうので、なかなか響かせるのは難しいですね。

美部屋やインテリア、断捨離にもともと興味がない人にとっては、片づけることによるメリットも、片づけないことによるデメリットも、全然興味がわかないみたいです。

次回に続く)

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